西城秀樹という才能は・・・

60年代前半、というのは、実はアイドルシーンがいちばん熱かった頃
ピンクレディが社会現象となり、キャンディーズが絶頂のうちに解散。山口百恵
が神懸かった人気を誇り、桜田淳子はまだアチラ側(^^;)の人では無かった。

そんな中で女性ファンから絶大に支持されていたのが野口五郎郷ひろみ、そし
西城秀樹の新御三家。特に西城秀樹の際だった歌唱力パフォーマンスは常に
注目を集め、今でも誰もが口ずさむ曲を幾つも残してくれた。

当時僕がいちばんハマった曲が↑↑の「炎」
今になって考えてみると、当時から秀樹をアイドルとは捉えていなかったかも。
後にBOφWYをヘビーに聴くようになったのは、多分に秀樹の影響が大きい。

西城秀樹を最後に観たのは、サザンオールスターズ横浜屋外ライブにゲスト
出演した時。あの桑田佳祐に負けないオーラをまとい、ヤングマンを歌いきっ
た秀樹の姿に唸ったことを、昨日のことのように思い出す。

・・・おそらく眠れない夜と雨の日に、僕は西城秀樹を思い出す
音楽を楽しむ、という初動を与えてくれた偉大なアーチストに、最高の感謝を。
また必ずどこかで。

MECM

深夜になって帰宅。
特に意味も無くYouTubeを開いたら、リコメンドのトップに表示されたのが
この曲だった。

「My Ever Changing Moods」
スタイル・カウンシルの代表的な曲で、80年代前半絶大な影響力を放った
ポストバブル世代のテーマとも言える曲。僕らの認識ではJAM時代からやたら
カッコ良かったポール・ウェラーは、ポップになってもカッコイイ、という
認識を新たにした曲なのだけど・・・。

・・・今聴くと、何故だか妙にモノ悲しい。
これはもう単純に、僕が年を取ったからなんだろうけど、ポール・ウェラーを
聴いてこんな感情に陥ったのは初めて。どうしてなのかなぁ・・・。

明日から、スタカン強化週間が始まりそうな気配。
ウェラーを聴いて初めて感じた違和感の正体を見届けなければ・・・。

▼Cafe Bleu / THE STYLE COUNCIL

My Heavy Metal

今日、どこかで聴いた曲
今聴くと決してヘビーでは無いのだが、僕の中で“ヘビーメタル”というジャ
ンルの第一人者は、どいいうワケかマイケル・シェンカー・グループという
ことになるから不思議。

やっぱり↑↑このギターツートンカラーフライングV、というのが原因。
いちばん最初に「欲しい!」と思ったギターって、実はコレなんだよなぁ(^^;)。
・・・なんかちょっと恥ずかしいのはなんでなんだろうか(^^;)。

Don’t Give Up , Gibson!

以前から危ないと言われ続けてきたギターメーカー老舗米Gibsonが、
遂に破産申請。正確には連邦破産法11条の適用をデラウェア州の裁判所に
申し立てた、という事態で、コレは日本の民事再生法に相当する。

負債総額は5億ドル545億円)と巨額だが、債権者の2/3以上と再建支援
で合意しており、以降も楽器製造事業継続される模様。取り敢えずホッ
としているのだけど・・・。

僕にとってGibsonというブランドはFenderと並んで凄く重要なのだが、
果たして今の世代のミュージシャンたちにはどうなのか?などと改めて
考えてみた。結果、いわゆる“高級なギター”というのは、もしかしたら
もうニーズがそれほど無いのかもしれない、という悲しい結論に辿り着く。

YAMAHAを始めとする国産メーカーのギターはどんどん進歩しているし、
価格それなり。更に、今ではバンド形態で無い音楽活動が広く認知され
ているから、そもそもギターが必要とされない場合もある。

・・・僕は純粋にギタリストでは無かったけど、それでもギターを弾きなが
ら寝てしまい、起きるとギターを抱きしめたまま、というのが少なからず
あった。その時に抱えていたのが確かSGモデル。残念ながらコピー品で、
Gibsonオリジナル製品では無かったけど・・・。

まぁ、まだワンチャンスはある。
Gibsonがそのを失わず、高級な製品はもちろん、お手軽に入手出来る
ギターをラインナップしてくれば、きっと復活出来る気がする。幸いな
ことに、応援してくれる人たちもたくさん居る。ガンバレ!

参考:米ギター老舗ギブソン、破産申請(時事通信)

ニッポンラジカセ大図鑑

▼ニッポンラジカセ大図鑑(Kindle版)

こないだ読んだカセットテープ懐かしオーディオのMOOKに触発され、
関連する書籍を探ってみたところ、Unlimited扱い究極のカタログ本
発見。タイトル「ニッポンラジカセ大図鑑」

こちらは「オーディオ」という大きなくくりではなく、「ラジカセ」
いう日本の誇るコンパクト複合型音響機器に特化した内容なのが潔い。
チョイスも正に絶妙であり、ヘビーに使っていたあのラジカセや、あの
頃は手が届かず、憧れまくった名機が山ほど掲載されている。やっぱり
70年代後半から80年代前半にかけての機種がやたら惹きが強く、正直
何台かどうしても今入手したいラジカセが出てきた程。

具体的には↓↓コレ。

SANYO MR-V8。
愛称は「おしゃれなコンポ(と呼ばれたい)」で、当時爆発的に売れて
いたSANYOのおしゃれなテレコ・MR-U4の上位機種に当たる。出来れば
コレと同じブルー筐体が欲しいのだが、オークション等にあまり出てこ
ないのが痛い(^^;)。入手困難なんだよなぁ、実は・・・。

・・・しかし、仮にこのラジカセを手に入れたとして、何に使うか?という
のが大きな問題(^^;)となる。物理劣化を考えれば、カセットデッキ部
ほぼ使えないだろうし、そもそもウチにはもうカセットテープが1本も
存在しない。そしてラジオに関してはJ-WAVEの開局以降聴く習慣すら
無い。となると、外部入力端子(AUX)に最近のシリコンオーディオ
機器を繋いで使用する、くらいしか無いのだが(^^;)。

・・・それでも欲しいんだから、この気持ちの高揚はヤバい(^^;)。
あるとき突然集め始めたフィルムカメラの二の舞は避けなければ・・・。