Ms.Ruth Stiles Gannett

#エルマー


米国の児童文学作家ルース・スタイルス・ガネットさんが今月11日に
逝去した模様。享年100

名著『エルマーのぼうけん』三部作は、おそらく僕が最初に読んだ本
だから、僕のドラゴンの最初のイメージは、水色と黄色のストライプに、
丸っこい顔赤いツノと手、だった。

もし最初がこの作品でなかったら、今のようなファンタジー好きの僕
居ない、と断言できる。それくらい、エルマーの世界にはワクワクさせ
て貰った。

こんなに長い間、生きていてくれてどうもありがとうございます。
アチラではどうか、唯一無二の素敵なイラストを描いていただいたお母様
にもお礼をお伝えいただければ。

エルマーとりゅうは、きっとこれから先何百年も、たくさんの子どもたち
を魅了すると思います。その様子を、楽しく観ていてください。
また必ず、どこかで。

SideBooks

#マンガ閲覧特化


そういえばこれまで触れてこなかったのだけど、僕が普段自炊マンガを読む
のに使用しているPDFビューワーが↓↓コレ。

SideBooks。(←AppStoreが開きます)
PDFビューワーは状況に応じていろんなモノを試してきたのだが、「マンガ
を読む」にはiPadとこのアプリの組み合わせが確実にNo.1だと思う。

ファイルごとに【①表紙のある無し】【②開きの向き】が設定できる、と
いうのが何気に神機能。①の機能があれば見開きページが分割してしまった
場合でもすぐに修正できるし、②で右開き・左開きの両方に対応できる。
もちろん縦にすれば単ページ表示、横にすれば2ページ一括表示が出来るの
で、もうマンガ専用と言っても過言の無いインターフェース。自炊したPDF
Dropboxに保存しておけば、そこから直接PDFを持ってこられるのも便利。

仕事で便利なのは、未だによくある縦右開きフォーマット台本データ閲覧。
メモ機能も一応あるので、現場などでもかなり重宝する。

ちなみにアプリは無料。コレはインストールしておいた方がいいかも。

ONE PIECE magazine Vol.18

#BOTH WINGS


ONE PIECE magazine Vol.18

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワンピースマガジン第18弾、今回の特集は『両翼』
『両翼』とは、ワノ国篇でロビンが命名したあまりにステキな言葉で、もちろ
“海賊狩り”ロロノア・ゾロと、“黒足”サンジ麦わらの一味の2トップ
を指す。

まず今、改めてこの二人を深掘りする、というのが凄い。
間違い無く最終章に入った(と思われる)ONE PIECEだが、この段階で両翼の
基本情報をおさらい出来るのは単純にありがたいし、絶対に以降の展開の参考
になるハズ。いやもう、熟読させていただきましたよ、ええ。

そしてワンマガ、今回から仕様変更
エンボス印刷のカラー表紙カバー化し、これまで以上の豪華さ。この装丁で
1,500円というのは、メチャクチャ安いんじゃなかろうか?

僕の予想では、原作単行本150巻くらいでまとまる気がしている。となると、
ワンマガはvol.30くらいまで行くのかなぁ・・・。永遠に出続けて欲しいけど。

ストラングラー 死刑囚の逆転

#冤罪証明


ストラングラー 死刑囚の逆転 / 佐藤青南(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐藤青南・ストラングラーシリーズ第四弾
一応こちらがシリーズ最終作であり、これで物語は完結する。4冊、という
のはある意味で丁度良い分量決着の付け方は・・・。

前作のラスト、「幻覚が見える」という精神疾患の中、衝動的に性犯罪者を
殺してしまった刑事・簑島。自らの罪を認め、簑島たちとのコンタクトを絶
っていた死刑囚・明石も、簑島のピンチにチームメンバーとの面会を再開。
罪を犯したまま逃亡中の簑島の居場所を、またもや鋭く推理して魅せる。
一方、オリジナル・ストラングラーの正体を絞り込んだ捜査一課の二人の刑
は、犯人とおぼしき男を追い詰める。とかろが・・・という展開。

さすがに最終巻だけあり、簑島の逃亡劇にのみフォーカスした構成。正義感
の強い簑島が逃亡した理由やその居所を推理する明石の名探偵ぶりは鮮やか
な上に理がかなっており、思わず唸ってしまったほど。

そして、ストラングラー事件の真相についても目からウロコ。どんでん返し
と言うよりも、「何故ソレに気付かなかった?」という悔しさを覚えるトリ
ックで、納得せざるを得ない。ミステリーとしての完成度は高く、シリーズ
としても読み応え満点のすばらしい内容だった。

このシリーズ、オススメ。
ちょっと歯ごたえのある本格ミステリーが好きな人、サクッと4冊読めてし
まうと思うので是非!

ストラングラー 死刑囚の悔恨

#冤罪証明


ストラングラー 死刑囚の悔恨 / 佐藤青南(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐藤青南・ストラングラーシリーズ第三弾
取り敢えずセール中に購入したのはこの第三弾まで。どうやら次巻でクライ
マックスを迎える模様。思った通り、今作で大きな展開が・・・。

前作で死刑囚・明石秘密・・・死刑判決を受けた件は冤罪っぽいが、それと
は別件で殺人を犯していた・・・を知ってしまった刑事・簑島。簑島は明石と
距離を置き、明石も自分のを意識、後悔の念を抱き始める。そんな折、
ストラングラーの仕業と思われるデリヘル嬢殺人事件が。簑島は捜査線上
に浮かんだ男のアリバイを確認、この事件では“シロ”とされた容疑者だが、
コイツがとんでもない男で・・・という感じでストーリーは展開する。

完全に心が壊れた刑事・簑島が、元同僚の幻影に惑わされ、遂に大きな罪
を犯してしまう第三巻。シリーズは全四作とのことだが、一冊ごとにしっ
かり『起・承・転・結』を盛り込んで来るところがニクい。シリーズ最終
作で罪を犯した簑島はどう動くのか、そして明石擁護チームと全てを知っ
てしまった捜査一課の2名がどう対応するのか、非常に気になる。
・・・まぁ買いました最終巻(^^;)。

ただ・・・。
大きなストーリーの流れ満点だが、この巻で起こる事件に関してはもう
薄ら寒いを通り越して気持ちが悪くなるくらい劣悪。あまりのグロさで一
瞬読むのを中断してしまった程。耐性の無い人には厳しいかもしれない。

取り敢えずここまで来てしまえば後はクライマックスまで付き合う他無い。
そして1人、どう考えても怪しい人物が居るのだが・・・。
あんまり酷い事件が起こらないといいなぁ、マジで(^^;)。