久しぶりに2リーグ体制となったWWE。
シェイン率いるSmack Down Liveチームの単独PPV「BACKLASH」のメイン
は、王者のディーン・アンブローズにAJ.スタイルズが挑戦したWWE王座戦。
試合の主導権は終始AJが握っていたのだが、アンブローズの泥臭い反撃に
手こずる展開。ただ、プロレスラーとしてのランクはやはりAJが上だった模様。
レフェリーのブラインドを突いたローブローから、スタイルズクラッシュ発射!
AJ、遂にWWE世界王者に!
PPVのメインに相応しい熱戦を制した上での王座奪取。反則絡みではあるのだ
が、今のWWEユニバースはアレを反則とは認識しない筈。なるべき男が、なる
べき時に、なるべき場所で最高峰に辿り着いた。それが事実だと思う。
デヴィットこそ負傷→返上してしまったが、WWEの擁する3つのシングルタイ
トルホルダーを列記してみよう。
WWEユニバーサル選手権(RAW):フィン・ベイラー ※翌日怪我で返上
WWE世界選手権(Smack Down):AJ.スタイルズ
NXT選手権(NXT):中邑真輔
驚くべきことに、全ての王者が元新日本プロレス勢。
今回のタイトルマッチでもアンブローズが田口のどどんを、AJが後藤の牛殺し
を使ったのだが、英語実況でもキッチリこの名称が使われた。
WWEは間違い無く新日本を意識しているし、出来ることなら団体ごと取り込ん
でしまいたい、と思っているような気がしてならない。そうなったらそうなっ
たで、面白い展開になる気もするのだが・・・。
とにかく、我々のフェノメナール・ワンがWWEの頂点に立った!
こうなったら元新日本勢でトップを独占してしまえ!!!