那須川天心vs藤田大和

昨夜オンエアの「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017」
何度も言うように僕はこのプロモーションが全く好きになれないのだけど、
生中継枠の最初に飛び込んできたこの闘いは掛け値なしに凄かった

那須川天心vs藤田大和
57kg契約のMMA特別ルールで闘うのは、当代随一のキックボクサーと、
アマチュアボクシング五冠王。最初は天心の楽勝だと思っていたのだけど、
展開は完全に予想を上回った。なぜなら、大和が強かったからである。

あまりにスリリングな「間合い」の取り合い。
さすがにボクシングの間合いでは藤田が有利かと思ったが、天心がそれを
上回るボクシングテクニックを魅せるのだから驚き。逆に大和も付け焼き
刃とは思えない見事なミドルキックを魅せ、場内を沸かせる。グラウンド
の攻防を含め、全く目が離せない15分。RIZIN全体のベストバウトである。

判定は3者共に天心を支持。もちろん、文句は全く無い。
しかし、もう一度このカードが行われたら、今度は違う結果が出るかも・・・。

天心はもちろん、藤田大和の今後にも期待。両者に大きな拍手を!

校閲ガール ア・ラ・モード

▼校閲ガール ア・ラ・モード / 宮木あや子(Kindle版)

昨年のちょうど今頃に読んだ宮木あや子「校閲ガール」の第二弾。
っても「オシャカワ」こと河野悦子がバッキンバッキンに活躍する話では
なくて、彼女の周辺人物たちのスピンオフストーリーをまとめた短編集

こういうある意味「企画モノ」的な作品の場合、キャラにどれだけ思い入
れが持てるかがポイントなのだけど、校閲ガールに関してはこれ以前に
1作あるだけ(^^;)。ゆえに、通常ならば「いきなりスピンオフ?」的な
ひねくれた感情を持ってもおかしく無い。

ところが!
連ドラの印象が功を奏し、登場人物たちにやたら思い入れを持って読めち
ゃうから凄い。実はドラマと原作は細かい設定がかなり違い、彼ら・彼女
らの働いている現場も違う筈なのだが、それでもドラマとの違和感が全く
無い。そういう意味で、映像化が大成功したシリーズなのは間違い無い。

そして各人のエピソードもほっこり瑞々しく感動出来る物語ばかり。特に
茸原部長壮絶な過去に関するエピソードは、ちょっと涙が出た。

このシリーズ、いいなぁやっぱり。
続編ももうとっくにリリースされてるから、すぐにでも読めるんだけど、
終わっちゃったら寂しくなりそう(^^;)。どうしようかなぁ・・・。

らーめん将神蔵・にんにくとんこつみそらーめん

止ん事無き事情仙台にもう一泊。
懐かしの国分町でしこたま呑み、気がつくともうすぐ朝(^^;)な時間。
しかしやや小腹が空き、ここは〆のラーメンということで近隣を探し
ていたところ、国分町のナイスな案内人・元屋さんが一押ししてくれ
たお店がココ。

らーめん将神蔵・国分町二号店にんにくとんこつみそらーめん
何度も書いている通り、実は味噌ラーメンはそれ程好きでは無いのだ
けど、 あまりに熱烈なオススメに乗る形で食べてみた。

・・・すげぇ(^^;)。
仙台味噌に好みで辛味噌を加えるスープ、というのはよくある感じな
のだが、とにかくニンニクがいろんな形式(ママ・下ろし・チップ)
で溶かし込んであり、インパクトは抜群。普通ここまでニンニクを入
れてしまうと風味が損なわれてしまいそうなのだが、仙台味噌の甘辛
い味はそのまま。酔ってた所為もある(^^;)けど、〆としては充分すぎ
るくらい。味噌でここまで満足したのは久しぶりです、ええ。

また仙台に行く機会が、そして国分町で呑む機会があれば、もう一度。
なんつったって営業時間は22:00-06:00というピンポイントなので。

参考:らーめん将神蔵 国分町二号店(RDB)

仙台で牛タンを!

本日より1泊2日で仙台へ出張。
基本、今日は軽い打ち合わせだけで終了し、夜は皆で食事。仙台はいろいろ
名物があるのだけど、やっぱり最強はコレでしょ、ということで。

伊達の牛タン・直営のお店へ。
一押しの芯タンテール焼きなどをまぁ大量に食べる。仙台の牛タン焼きは
やっぱりいろいろ特殊で、東京で食べる同じモノとは思えない程柔らかい。

取り敢えず美味いモノも食べたし、酒も美味かった!
後は仕事さえちゃんとできれば・・・。

ムロツヨシ新作待望論

気がつくと思いっきりハマっている俳優が↑↑ムロツヨシ
これはGoogle画像検索結果のスクリーンショットなのだけど、まぁこの
1カットを見ただけでも彼の変幻自在さが解る。

コメディコントをやっている時のムロはハッキリと“最強”
間の取り方やアドリブ、それに併せた人間離れした表情。稀代のコントメー
カーである内村光良が彼を特別扱いしてるのもよく解る。

それだけならここまで気にしないのだけど、彼のシリアスな演技がまた凄い。
そもそも僕がムロツヨシを認識したのはTBSの「空飛ぶ広報室」であり、
そこではコミカルながら要所々々での鬼気迫る演技に圧倒された。近いとこ
ろでは同じくTBSの「重版出来」で魅せたクールさも凄かった。こういう
スーパーバイプレイヤー的な役者、そうそう居ないと思う。

またAmazonプライムあたりでムロツヨシフィーチャーのシットコムが観た
いなぁ・・・。「宇宙の仕事」の続編とか、出ないかなぁ・・・。