ラスベガス・マンダレンベイで行われたIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦。
ランキング4位の日本・尾川堅一が、同じく5位の米国・テビン・ファーマーと
12ラウンドをフルに闘い、2-1の判定でIBF世界王座を奪取した。
ちなみに、日本人がアメリカで世界王者になるのは36年ぶり。
・・・ただ、揉めそうだなぁ、この結果(^^;)。
いや、内容は全く文句無し。両者共に「上手い」選手であり、双方ともに随所
でテクニシャン振りを発揮してくれた。尾川のパンチには無駄が無く、ダウン
こそ取れないモノの、要所で効果的なパンチを出したのが好印象。逆にファー
マーはとにかく手数が多く、全体を通すとファーマーが優勢に見えた気がする。
非常に際どいけど、僅差でファーマー・・・という結果が出ても文句が言えない。
困るなぁ、本当に(^^;)。これはダイレクトリマッチがあるかもしれない。
とはいえ、アウェイの舞台で世界を取った尾川は間違い無く快挙。コレが日本
で行われた試合だったら、ちょっと物議を醸した気がするけど、敵地に乗り込
んだ上での判定勝利なのだから。胸を張って凱旋して欲しい。おめでとう!