Gスピリッツ選集 第二巻 初代タイガーマスク篇

#「初代」というブランド


Gスピリッツ選集 第二巻 初代タイガーマスク篇 / Gスピリッツ編(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Gスピリッツ選集第二巻は、予想に反して伝家の宝刀『初代タイガーマスク』
前回の反省を踏まえ、今回は書籍版ではなくKindle版を選択。Gスピリッツ関連書籍
は主に電車内積読する機会が多いので、この選択は正解かと。

さすがに初代タイガーマスクは昭和プロレス最高の“語れる素材”
この作品はGスピリッツ本誌での記事をほぼ時系列再編集したモノだが、やっぱり
書き手の方の情熱がビシバシ伝わってくる。考えてみれば、本誌でタイガーマスクの
特集はこれまで何度組まれたか解らない。厳選されているとはいえ、一冊にまとまる
とその文章量膨大で、やたら読み応えのある書籍に仕上がっている。

プロレス界で永遠に語られるべき存在として、力道山・アントニオ猪木・ジャイアン
ト馬場3名が挙げられるが、その3名を下手すれば凌駕してしまう存在があるとす
れば、初代タイガーマスク・佐山サトルしかあり得ない。初代タイガーマスクが新日
本プロレスで活躍したのはたった2年しか無いが、それだけで力道山・猪木・馬場の
3名を超えてしまう。まぁ、プロレス界には今も面々と続く立体殺法を残し、格闘技
には自らが礎を築いたのだから、それも充分に納得できる。

このダイジェストでおもしろかったのは、新日本時代付き人であり、最初のタイガ
ージムインストラクターを務め、旧UWFで共に復活したヤマちゃんこと、山崎一夫
との対談。この二人の間にいろいろあったことはなんとなく知っているだけに、現在
垣間見える“仲の良さ”が、妙に嬉しかった

いやぁ、このシリーズはマジでおもしろい。
一巻の時にも書いた日本プロレス昭和全日本、後はミル・マスカラス、ないしは
ドクトル・ルチャ連載を一冊にまとめてくれるといいのだけど。

LCD表示機能付き80W半田ゴテ

#大失敗


一昨日報告した4chヘッドフォンアンプだが、この時の買物の本命半田ゴテ
半田ゴテは使用頻度がそれほど高いワケでもなく、これまでは近所のホムセンあた
りで購入した普通のモノを使って来たのだが、アリエクを眺めているウチにちょっ
使いたくなったモノが。具体的には↓↓コレ。

80W半田ゴテLCD表示機能付きメーカー?型番?・・・なに言ってるかちょっと。
とにかく温度表示機能がポイントで、コレがあればコテ先の温度をいつでも確認で
きるハズ。温度が変わらないのに半田が溶けない、という事態が起これば、それは
コテ先を掃除しろ、という警告になる、と踏んで購入。価格は520円。以降、半田
ゴテを使う作業が発生した時に便利、と思っていたのだが・・・。

・・・超失敗(–X)。
電源がEUプラグ/220Vの製品を購入してしまった模様。コレ、アリエクWish
使ったことは無いけどTemuとか、中華ショッピングサイトにありがちな(–X)。
表示されるモノと価格がイコールではなく、商品を表示してそこからバリエーシ
ョンを選んで、初めて正しい売値が表示される。今回は僕が選択画面でUSプラグ
を選択しなかったのが敗因なので、アリエクはまだ優しい。僕がWishで喰らった
詐欺まがい商法に関しては、リンクをご参照くださいませ!!

一応、一昨年のスペイン出張時に使用したプラグ変換アダプタはあるのだが、こ
のまま使うのはさすがに怖い。う〜ん、コレは新しく買うべきか・・・。

フェイタル

#委ねる系


フェイタル / 横森理香(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Kindle Unlimitedリコメンドに登場した作品。
キャッチコピーの内容から、そこそこ気合いの入った官能系を期待していた。
横森理香なる作家はもちろん初めて。特に下調べもせず、先入観の無い状態で読ん
でんでみたのだが・・・。

全6篇からなる短編集
連作では無いが、全てに共通するのが“ワケアリの女性”主人公だ、ということ。
恋愛依存症夫婦逆転整形マニアなど、まぁクセの強い女性たちが登場し、そ
れぞれの独特な事情物語となる。それなりに興味深い事象もあるにはあったの
だが、この作品、致命的とも言える弱点が・・・。

僕が非常に苦手「オチを読者に委ねる」系なんだよ、コレ(^^;)。
そういうのが好きな人ももちろん居ると思うのだが、僕の場合一篇を読み終える
度に「ああ??」とか思ってしまう。文章のテンポはかなり良く、それなりの
クニシャンであるだけに、この中途半端さは非常に残念だった。

読後に調べてみると、どちらかと言えばエッセイに強い人らしい。
女性に寄り添った文章を書くことに定評があり、渋谷でコミュニティサロンを展
開、しかも“ベリーダンス健康法”講師だとか。いやまぁ、そういう人なら僕に
は合わないよなぁ、やっぱり(^^;)。さすがに他の作品を読むことは・・・無いだろ
うなぁ、きっと(^^;)。

1-in-4-out ヘッドフォンアンプ

#China Power 


ちょっとだけ久しぶりなアリエクよりどり購入ブツの報告。
普通のモノより少しだけ高性能な半田ゴテを発見し、その員数合わせ物件を探した
ところ、ちょっと興味深いアイテムを発見!

1-in-4-outヘッドフォンアンプ。型番はHA400メーカーはまぁ不明(^^;)。
実はコレ、AmazonでもN-AUDIOBehringerのブランドで販売されている商品。
価格はBehringer製が3,480円となかなか高価。僕はコレをよりどりで990円
購入した。もちろん、メーカー名シルクプリントは消されているけど(^^;)。

ただ、ちょっと失敗したかも。
と言うのは、このアンプは入力・出力ともに6.35″コネクタ。要するにステレオ
標準プラグであり、手持ちのヘッドフォンで使用出来るモノは1つしか無い(^^;)。

結局、Amazonで↑↑この変換アダプタセット729円で購入。5本入っていたので、
全ての端子に取り付けて使用出来る。まぁ、ヘッドフォン4本を同時使用、なんてい
う事態は起こらないと思うけど(^^;)。

音質はかなりフラットで、クセの無い音
ヘッドフォンではなく、外部スピーカーを使用してもなかなかの音を出してくれる
ので、思ったより使用頻度は高いかもしれない。

結果、コレは掘り出しモノ990円の倍以上の価値はあるな、うん。

G1 CLIMAX 35・有明アリーナ(決勝)

#G1CLIMAX35 #G1FINAL


新日本プロレス『G1 CLIMAX 35』、東京・有明アリーナ二日目。
見た目、昨日より客は入っているように見えるが、実数はどうなのか正確なところ
は解らず。もしかすると、動員数G1史上最低の可能性も。しかし、こういう時に
熱い試合をしてくれるのがこれまでの新日本プロレス。果たして今日は・・・。

2025年『G1 CLIMAX 35』、決勝KONOSUKE TAKESHITAvsEVIL
どちらが勝利しても初優勝だが、竹下が勝利すれば“DDT所属選手”として快挙
竹下はDDTと新日本AEWトリプル所属ではあるが、やはり我々は竹下をDDTの
選手として見てしまう。そう考えると、新日本生え抜きであるEVIL負けるワケに
はいかない試合なのだが・・・。

僕が望んでいたのは、EVILの勝利。完全にメタ的な考察になるのだが、竹下は既に
世界王者ザックにトーナメントで勝利しており、挑戦権が発生している状態。だ
からここでEVILが勝利すれば、ザック・竹下・EVILの三者での世界王座戦展開が起
こせる。そういう意味でも、EVILには頑張って貰いたかった。

もちろん、反則や乱入・介入デフォルトEVILのスタイルでの勝利。仮に今回の
G1がバッドエンドに終わったとしても、その後で充分に取り返せる、と思っていた
のだが、試合の途中でEVILのセコンド陣が排除された段階でその望みは絶たれた。
良くも悪くも、後半は今の新日本を象徴するような一進一退手に汗握る攻防
稀に見る名勝負にこそなったモノの、勝利の女神は竹下に微笑んだ。

試合が決した直後はかなり落胆したが、竹下の姿を観ていると違う感情も沸いた。
・・・だって、DDT所属選手がG1を取ったんだよ!? 旗揚げ直後からDDTを観てきた
僕に取って、この結果はある意味で痛快飯伏も新日本で天下を取ったが、その時
は新日本のみに所属する選手であった、ということを考えると、コレはマジで快挙
KONOSUKE TAKESHITA、DDTにも所属したまま、東京ドームメインを張り、さ
らにIWGP世界王者になってしまうかも!

僕の望んだ展開では無かったが、今年のG1はやっぱり凄かった
この結果を受け、来年1月のドーム・棚橋弘至引退興行が最高に盛り上がりますよ
うに。KONOSUKE TAKESHITAの今後の動きに注目!