WRESTLE KINGDOM 15・2nd Day

#wk15day2 #Golden Star


新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 15」2日目
昨日に比較する参加メンバーが明らかに弱い。おそらく新日本プロレス
“果敢な実験”、内容は「棚橋・オカダ・内藤抜きのビッグマッチ」
成立。これがどうだったのかと言うと・・・。

そういう意味で言うと、今日はメインを取り上げればOK。
昨日ようやくIWGP王者となった飯伏幸太が、どのような内容で初防衛
を果たすのか?が命題。ここでインパクトを残さないと、昨日のメイン
も昨夏のG1も、全てが無駄になってしまうのだから。

結論から言えば、そんな心配は全くの杞憂。
前半、飯伏はジェイ・ホワイトダーティーな攻めを全て受け止める、
という危険な賭けを実行する。

とにかくまぁ、ジェイが上手い
呆れるくらい高度なゲームメイクで観客をイラつかせた上で、随所に
自分の強さを魅せつけてくる。こういうタイプのヒールはおおよそで
「小狡い」で片付けられてしまうのだが、今のジェイにはその手の悪
口を凌駕する説得力がある。

ジェイの攻撃を必死で受けきった飯伏は、後半に【モード】に入るこ
とで復活。よく考えてみるとこの動きはベビーフェースのステレオタ
イプなのだが、飯伏がコレをやるとヒーロー感が半端ない。

粘るジェイをヒザの乱れ打ちで撃破。特にフィニッシュ前、リバース
の状態で繰り出したカミゴエには、寒気を感じた程。

試合後「オレは神になった!」と絶叫した飯伏。陳腐な言葉のように
思えるが、今までの飯伏幸太を考えると、正に感無量な言葉。今日の
試合で、飯伏は新日本の本当の主役の位置まで上り詰めて魅せた。

今年の新日本プロレスは飯伏幸太を中心に回る。その事実が素直に嬉
しいし、この先が楽しみでもある。神、ついに降臨!

WRESTLE KINGDOM 15・1st Day

#njwk15 #Golden Star


新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 15」初日。
緊急事態宣言が今にも発令されそうなタイミングだったが、ギリギリで
有観客興行開催。もちろん動員はこれまでのドームで最低の数字だが。

ダークマッチこそあれど全6試合、ドーム大会としては寂しい編成。
しかしその分各試合の時間は長くなり、興行の密度が濃くなる、という
好循環。今日はセミメインの感想を。

スペシャルマッチ、オカダ・カズチカvsウィル・オスプレイ
G1から抗争状態に入った二人の決着戦である。余計なお世話ながら、
新日本の今後を考えるとオスプレイが勝つべき試合、と思っていた。
実際、身長以外の殆ど・・・スピード・パワー・テクニック・・・でオカダを
上回って魅せたオスプレイ。いわゆる“今風”の試合をさせたら、おそら
新日本最強なんじゃないか、と正直感じた。

しかし、インサイドワークスタミナで上回ったオカダが後半からペー
スを掴む。新必殺技のマネークリップで何度もオスプレイを捕獲したが、
ギブアップは奪えず・・・。

結局、数ヶ月ぶりに伝家の宝刀・レインメーカーを抜いたオカダの勝利。
見応えのある好試合だったが、セミ前の試合で棚橋弘至に敗れたグレー
ト・O・カーンも含め、オスプレイ新ユニット・THE EMPIREの今後がち
ょっとだけ心配。巻き返せるといいんだけど・・・。

そしてメイン、IWGPダブル王者内藤哲也飯伏幸太が挑戦した試合。
正直、セミファイナルがかなりの好勝負だったため、前半はやや退屈。
ちょっとヤバくないか?と心配したのだが・・・。

中盤からかなり白熱した消耗戦となる。
徐々にエンジンを暖めていく内藤の戦法は秀逸で、観ている方も自然に
ヒート。メインイベンターに相応しいな、内藤は。

終盤、両者が得意技をぶつけ合った結果、カミゴエ3度に渡って決め
飯伏が勝利。この瞬間は、思わず涙が出た

新人時代からゴールデンスターと呼ばれ、ずっと期待されてきた飯伏だ
が、IWGPだけは辿り着くまでにかなりの時間を要した。盟友のケニー
も先を越され、ずっと悔しい思いをしてきたハズだが、最高の舞台で遂
頂点に到達。2021年は、飯伏幸太中心の新日本プロレスが展開されて
いくことになる。

・・・そして、明日の対戦カードが全確定したワケだが、そこで凄い事実に
気が付いた。明日のドームには、棚橋もオカダも内藤も居ない・・・。
早くも飯伏の正念場。明日の観客を満足させることが出来るのか!!
乞うご期待

WRESTLE KINGDOM 15・全対戦カード

#njwk15


新日本プロレス『WRESTLE KINGDOM 15』の対戦カードが出揃った。
昨年同様、1月4日・5日2日間開催だが、このご時世に配慮したため、
試合数は激減。基本、2日間で1セットとして観るべきかも。

両日の対戦カードは以下の通り。ちなみに勝者と予想。

【1月4日】

第0試合:『KOPW 2021』進出権争奪ニュージャパンランボー
※出場選手未定・勝ち残り4選手が翌日の「KOPW2021」決定戦に出場

第1試合:スペシャルシングルマッチ
高橋ヒロム [BOSJ27優勝]  vs エル・ファンタズモ [SJC2020優勝]
※勝者が翌日IWGP Jr.王者・石森太二に挑戦

第2試合:IWGPタッグ選手権試合
タイチ & ザック・セイバー Jr. [王者]
vs ◎タンガ・ロア & タマ・トンガ [挑戦者・WTL2020優勝]
※王者チーム3度目の防衛戦

第3試合:IWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦
KENTA [権利証保持者・NJCUSA優勝] vs 小島聡 [挑戦者]

第4試合:スペシャルシングルマッチ
棚橋弘至 vs ◎グレート・O・カーン

第5試合:スペシャルシングルマッチ
オカダ・カズチカ vs ◎ウィル・オスプレイ

第6試合:IWGPヘビー&インターコンチネンタルダブル選手権試合
内藤哲也 [二冠王者] vs ◎飯伏幸太 [挑戦者・G1 CLIMAX30優勝]
※王者両王座共に2度目の防衛戦

【1月5日】

第0試合-1:スターダム提供試合
林下詩美 & AZM & 上谷沙弥 vs ◎舞華 & ひめか & なつぽい

第0試合-2:スターダム提供試合
岩谷麻優 & 中野たむ vs ◎ジュリア & 朱里

第1試合:『KOPW 2021』決定戦4WAYマッチ
※1.4ニュージャパンランボー勝ち残り4名による4WAYマッチ

第2試合:IWGPジュニアタッグ選手権試合
金丸義信 & エル・デスペラード [王者]
vs 田口隆祐 & マスター・ワト [挑戦者]

第3試合:NEVER無差別級選手権試合
鷹木信悟 [王者] vs ◎ジェフ・コブ [挑戦者]
※王者初防衛戦

第4試合:スペシャルシングルマッチ
SANADA vs EVIL

第5試合:IWGPジュニアヘビー級選手権試合
石森太二 [王者] vs ◎1.4第1試合の勝者(高橋ヒロム予想)[挑戦者]
※王者初防衛戦

第6試合:IWGPヘビー&インターコンチネンタルダブル選手権試合
1.4第6試合の勝者(飯伏幸太予想)[王者]
vs ジェイ・ホワイト [挑戦者・挑戦権利証保持者]

・・・両日共になかなか良いカードを並べて来た感あり。
にも関わらず悔しいのは、いまこの段階で新日本東京ドーム大会史上、
最も客の入らない大会になってしまうことが確定していること。

今年は僕もテレビ観戦するしかない、と思っているが、本当に心の底か
ら声援を送りたいと思う。状況が今より悪くなっていないといいんだけ
どなぁ・・・。

タイガーマスク(キバ付き)

#初期仕様


昨日入手した品。

何枚もマスクを所持してる(^^;)ワリに、初代タイガーマスク関連は一切持って
いなかった。もちろん初代タイガーには思い入れが多々あるのだけど、その中で
もいちばん好きなのが↑↑の『キバ付き』と呼ばれる初期モデル

有名メーカー製のモノでは無いが、プロ仕様のちゃんとベロが付いたタイプ。
タイガーマスク系を持つなら、このレベルのモノが欲しかった、ということ。

・・・やっぱりときめくなぁ、タイガーマスクは。

SUPER J-CUP 2020

#SJC2020


米国にて無観客で行われた新日本プロレス「SUPER J-CUP 2020」
J-CUPの冠こそ付いているモノの、今回は8選手しか出場が無い上に、
事前発表された組み合わせがなんとも微妙。取り敢えずライブで確認
したのだが・・・。

注目されたのは元NXTクルーザー級王者リオ・ラッシュ
何故にこの有望株を1回戦でエル・ファンタズモに当てたのか、理解
に苦しむ(^^;)。

ポテンシャルを如何無く発揮したリオだが、試合巧者のファンタズモ
に捕まり、敢えなく敗退。リオの契約状態がどうなっているか解らな
いが、出来れば日本でのファイトが観たいところ。ロビー・イーグルス
あたりとタッグを組めば面白いかも。

いろいろあって決勝はエル・ファンタズモvsACH
ACHは前の試合で腰を負傷しており、終盤まで殆ど良いところの無い
ままファンタズモの勝利。それでも15分以上耐えたのは凄いけど・・・。

結果、ファンタズモの二連覇で幕を閉じたSUPER J-CUP 2020。
もちろん予想していた結果ではあるし、ファンタズモの優勝にも文句
は無いのだが、もう少しやりようがあったような気が。正直、BOSJ
との内容差はあまりに激しい。

考えられる展開は1.4ドームヒロムvsファンタズモ、勝者が翌日の
1.5ドームIWGPジュニア王者石森に挑戦、という流れ。世論は間
違いなくヒロムの連勝を望んでいるが、果たして・・・。