さよなら日劇!

有楽町マリオンの映画館「TOHOシネマズ日劇」が本日閉館。
銀座の偉大な映画館が、また一つ終焉を迎えた。

自他共に認める映画好きな僕。
最近の映画館は殆どがシネコンの営業形態となり、座席は全席指定、ネット
でチケット購入等が当たり前。でも、ほんの20年前までは、そういうシステ
ムの映画館なんてほぼ無かった。

朝チケットを買い、二本立ての映画を二回回しで観る、なんてのはザラ。
特に千葉の映画館はわりと人気のある作品を平気で二本立てにしちゃってた
から、旧京成ローザあたりで「エレファントマン」と「郵便配達は二度ベル
を鳴らす」を1回分の料金でそれぞれ2回ずつ観たことを思い出す。

日劇も現在ではTOHOシネマズとなり、似たようなシステムで営業している
のは知っていたが、日劇東宝だった時代はもちろん他と同様の運営形態。
金が無かった頃、日劇やこちらも今は無きシネパトス辺りで時間を潰してい
たのが、今となっては非常に懐かしい。

日劇で観た映画でいちばん思い出深いのはやっぱり・・・。
「ジュラシック・パーク」。あの映画は初日にどうしても観たくて、普段は
絶対買わない前売り指定席券を購入。やたら早く仕事を切り上げ、ダッシュ
で銀座に向かい、最高の座席で最高の人と最高の映画を鑑賞した。
銀座の映画館でなければ、あの充実感はきっと無かったと思う。

長い間、本当にお世話になりました。
今後はTOHOシネマズ日比谷で、また。

参考:TOHOシネマズ 日劇が閉館 85年の歴史に幕 (ORICON)

MARZIPAN

GIZMODO JAPANのニュース。
「MacでiOSアプリが動く機能、年内にもリリースか」・・・。

・・・ふむ。
こういうクロスプラットフォームって結構試したい派な僕なのだけど、コレ
は果たして有益なのかどうかが非常に微妙(^^;)。

僕がiOSで使用しているアプリは、各種のゲームの他には電子書籍リーダー
やDTM系などが殆ど。それも殆どがMac版もリリースされているモノばかり
だから、「Mac上で動作したからなに?」という感じになっちゃうかも。

どうせなら、逆があってくれればいいなぁ、と思う。
つまり、iPad Proなどのハイエンドなマシンで、MacOSが走る、みたいな
ニュースだったら、狂喜したかもしれない。いや、そこまで喜ばないかも
しれないけど(^^;)。

・・・そういう面でも年取ったなぁ、オレ(^^;)。

参考:MacでiOSアプリが動く機能、年内にもリリースか(GIZMODO)

静かな炎天

▼静かな炎天 / 若竹七海(Kindle版)

若竹七海、女探偵・葉村晶シリーズ第四弾。
どうやらこの作品がいまのところの最新作であることは間違い無い模様。

体は連作短編集。先頃レビューした「さよならの手口」以降の年代の話で、
“不幸を呼び込む女探偵”にして“こき使われる書店アルバイト”でもある我ら
のヒロイン、葉村晶は四十肩に悩まされる世代となっている。

今現在、五十肩らしき疾患を患っている僕は本当に彼女の辛さが手に取るよ
うに解る(^^;)。体調に折り合いを付けながら相変わらずの災難に巻き込ま
れる葉村晶、ちょっと他人と思えなくなってきました(^^;)。

しかし、四十代に突入した葉村晶の周辺には、これまでのクールビューティ
ーさに加え、「笑い」という要素が重要なアイテムに進化しているのが大き
なポイント。これまでもテンポの良い会話の妙、という流れはキッチリあっ
たのだが、毒気の強い書店スタッフのキャラが確立されたおかげか、主人公
・晶との会話に見事なキャッチボールが成立。普通に笑える「楽しい作品」
に仕上がっていると思う。

もちろん、これまで通り随所に散りばめられた伏線とその回収劇も相変わら
ずお見事。新たな作品が出る度に、その精度は確実に上がっているのだから、
ミステリー好きにはたまらない。最高のシリーズだと思います、ええ。

このシリーズ、残りは第0作のアーリーストーリー「プレゼント」のみ。
ソレを読んじゃったらもう終わりなのかぁ・・・。ちょっと寂しいかも。

ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで

▼ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで / 真梨幸子(Kindle版)

真梨幸子・およそ半年ぶりの新作。
コレ、最初にちゃんと言っておきたいのだけど、この作家のリリースペース
は本当に優秀。年に2冊、確実に新作を楽しませてくれる。僕の好きな作家
さんはこういうペースを守れない人が8割を占めちゃってるから、「定期的」
がキッチリしている作家さんは無条件で最高。さすが我が神。

今回のアイテムは「百貨店の外商」。
前々作の「カウントダウン」で登場した知ってるようで全く知らないお仕事
に従事する人たちが主役を張る、ある意味でビジネス小説である。

ただ当然、十把一絡げのビジネス小説ではなく、やっぱり最強のイヤミス。
どのくらい最強なのかと言うと、リアルに外商の仕事をしている人たちから
大クレームが殺到しそうなくらい最強(^^;)。なんつったって僕自身、今後
“外商”というタイトルで仕事をしてる人たちをそういう目で見そう。っつー
か、既にそういう人種だと思っちゃってるし(^^;)。

正直言えば、カウントダウンで「外商の人」が出てきた段階で、こういう人
たちを主役にした作品もアリなんじゃねぇか?と思っていた。ただ、ここま
で早く期待を作品化してくれるとは思わなかったし、さらにそれがここまで
凄まじい作品になったいるのは予想できなかった。ただただ凄い。

おそらく幸子サマ、今現在で僕のいちばん好きな作家で間違い無いかも。
誰にも負けない必殺技を持ち、読み手の期待に応える作品を書く。そして、
コンスタントに新作を提供してくれる。プロレスラーに例えれば、全盛期の
藤波辰爾。「攻め」と「受け」が絶妙のバランスなのだから。

この人の作品、もう滅多矢鱈に誰にでも読んで欲しい。
この感情を分かち合いたいなぁ、いろんな人と。

ROYAL RUMBLE 2018

WWE年間4大PPVの一角「ROYAL RUMBLE 2018」が終了。
今年のロイヤルランブル、日本人ファンとして非常に重要な大会となってしまった。

取り敢えずロイヤルランブルの概要を先に説明しておくと、30人参加の時間差バト
ルロイヤルで、90秒ごとに選手が次々入場。オーバーザトップロープで場外に落ち
た選手が失格となり、勝ち残った選手にWWE年間最大イベント・レッスルマニアで
のタイトル挑戦権が与えられる、というもの。

今年は男子だけでなく、女子も30人参加のランブル戦を開催。従ってメインは史上
初となる女子のランブルだったのだが、時系列をちょっと崩して女子から・・・。

驚いたのは6番目に登場したカイリ・セイン。
MYCで優勝こそしているものの、NXTでの試合もそうは多くないカイリが、よりに
よってPPVで一軍デビュー。それほど長い間リングに居たワケでは無いが、世界一
美しいと言われるダイビングエルボーを2発も披露。これは2階級特進あるかも♪


勝ち残ったのは事前から本命視されていたASUKA。
NXT・WWEを通じて未だ無敗の女王だけに、この結果はある意味当然。この勝利で
レッスルマニアの出場権も獲得したのだから、これは素直に褒めるしか無い。
ただ・・・。

試合後にリングに登場したのはなんと元UFC王者のロンダ・ラウジー。
知名度抜群の元総合女王が出てきた所為で、ランブル自体の価値が霞むったらない。
ASUKAはタイトルへの挑戦権を獲得しているが、もしかしたらロンダとのスペシャ
ルマッチをチョイスするかも。う〜ん・・・。


そして!
男子のランブル戦を制したのはKING OF STRONG STYLEこと中邑真輔。元WWE王者
のローマン・レインズにカウンターのキンシャサを炸裂させた上でリング外に放り出
す、という完璧な勝ち方。

さすがの真輔もこの偉業に大喜び。正直、僕もちょっと涙出たかもしれない(^^;)。
勝利者インタビューでどちらの王座に挑戦するか? と問われた真輔は、全く迷い無
く「AJスタイルズ」と名言。東京ドームで我々を興奮の坩堝に叩き込んだあの試合
が、今度はレッスルマニアで実現する。

中邑真輔は、業界最大のイベントでタイトルマッチを行う。
これまでタイトル獲得のチャンスは何度かあったが、ようやく相応しいお膳立てが
整った。これはもう、是が非でも勝利して欲しい。出来ればASUKAの女子王座と
同時に実現してくれれば・・・。