飯伏幸太 vs SANADA

#njnbg


新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in HIROSHIMA」2日目。
結構長期に渡って行われたニュービギニングシリーズも今日が最終日

メインは飯伏幸太SANADAが挑戦したIWGPダブル選手権
この2人、今の新日本の中でも「試合のセンス」が突出している感。
鉄板で良い試合になる、と確信して観ていたのだが・・・。

期待に違わぬ好勝負
特にSANADAクラシカルなテクニックには毎度唸らされる。丸め込
み系の技であるオコーナー・ブリッジが出るだけで観客のテンション
が異様に上がるのだから凄い。

しかし、試合は飯伏が完璧なカミゴエを叩き込んで勝利。
年明けに王者になった飯伏だが、既に安定感が出て来た感あり。強く
てカッコイイチャンピオン、少なくとも年内は防衛し続けて欲しい。

終わってから気付いたのだけど、この試合は久しぶりに「乱入」とか
「介入」が一切無かった。そういうのもけしてキライでは無いけど、
やっぱりこういう【熱戦】新日本の中心路線であって欲しいところ。

次は内藤インターコンチ王座のみに挑戦。
こういう一工夫は良いと思うな、うん。

HIROMU vs SHO

#njnbg


新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in HIROSHIMA」初日。
今日のメインイベントは、なんとこの2人のIWGPジュニア王座戦だった。

王者高橋ヒロムに挑んだのはSHO
双方共にデビュー当時から観てきた選手だが、まさかこの2人が新日本
のビッグマッチのトリを飾る日が来るとは・・・。ある意味、感無量。

・・・凄い試合だった。
今回どちらを応援していたかと言うと、それは間違いなくSHOなのだが、
残念ながら今のヒロムにSHOが勝てると思っていなかったのも事実。
結果は予想通りではあったけど、35分を超える熱戦で、もしかしたら
SHOが勝つのでは?と思った瞬間が幾つもあった。次以降にチャンスが
あったら、今度はSHOがきっと・・・と思わせてくれた。

にしても、ヒロムのカリスマぶりは本当に恐れ入った。
若手の頃は「熱さ」以外に観るべきところは無く、正直出世は難しいと
思っていたが、その頃が嘘のような活躍ぶり。ヒロムを中心に回ってい
何度目かの新日ジュニア黄金期は、もうちょっと続くかもしれない。

そしてSHOに関しては・・・。
もちろん、極めて近い将来確実に王者になれる器ではあるが、個人的に
はもうヘビー級に戦場を移しても良いと思う。NEVER戦線で鷹木や石井
とガンガンやる方が、SHOには相応しい気がする。

とにかく、2人がどんな道を選んでも応援はさせて貰う。
ヒロムもSHOも、既に新日本の「宝」なので。

LEON SPINKS

#NEON LEON #THE JUNK


WBA・WBC統一世界ヘビー級王者レオン・スピンクス氏が、2月5日
に死去。死因は明らかでは無いが、前立腺癌でかねてより闘病中であった。
享年67

故人に敬意を表し、以下敬称略で記載します。

モントリオール五輪金メダリストであり、プロでの世界王座獲得はあの
モハメド・アリを破ってのモノ。本来なら『伝説』の位置に居てもおかし
くない実績なのにも関わらず、ボクシングから退いた頃の生活は荒れ、一
時はホームレスにまで身を落としたという。

↑↑このアリ戦も「世紀の番狂わせ」と形容された。
確かにアリの動きは鈍く、後日アリ本人も練習不足であったことを認めて
いるが、実はスピンクスの攻めもなかなかのモノ。フロックであったこと
は間違いないと思うが、ラッキーだけでアリに勝つことは出来ない

そんなスピンクスを何故僕らが覚えているのかというと、アントニオ猪木
の対戦相手としてプロレスのリングに上がったから。あの試合は正直酷い
内容だったが、スピンクスは意外なカタチで日本のプロレスと関わりを持
ち続けることになる。

なんとFMWに参戦し、大仁田厚金網デスマッチで対戦する、という、
あまりにトリッキーな復活。しかも、通常のシリーズに全戦参加し、いわ
ゆる「ドサ回り」までこなした。この時期のFMW、僕は何度も会場で観て
いたのだが、この時のスピンクスは動きも良く、プロレスラーとしてしっ
かり成立。ボクシング出身のプロレスラーとしては、今もNO.1だと思う。

ボクシングの元世界王者でありながら、そのジャンクっぷりが際立つ、
あまりに見事な生き様だった。次の機会が出来れば、今度はスピンクスの
ちゃんとしたボクシングの試合が観たい。

だからまた必ず、どこかで。

NJPW × AEW

#Wrestling Politics


今さら何が起こっても、ほぼ驚くことがなくなった現在の世界プロレス界
しかし、昨日のニュースはかなり久しぶりに「えっ?」と反応してしまった。

KENTAAEW DYNAMITEのメインに乱入
ちょっと語弊があるかもしれないが、AEWは新日本プロレスの【分派】
最初は新日本と協調路線を歩むと思っていたが、いろいろ事情があったらしく、
お互いが独自路線を歩んでいた。

が、接点が全く無かったワケでなく、ジョン・モクスリークリス・ジェリコ
などは双方のリングに上がることのできる契約。これまでコレには「新日本の
米国イベントには参加できない」という条件が付いていた。この契約は新日側
にも摘要されており、米国向けにNJPW WORLDで配信されているプログラムに
参加している選手はAEWの大会に出られない・・・筈だった

ここに来て両団体に同調の気配アリ。
もし新日本とAEWがパートナーシップを組めば、あのWWEと対等に渡り合え
る規模のプロモーションが誕生することになる。

飯伏vsケニーヤングバックスvsGoDなどの統一戦が実現する可能性あり。
何よりも新日本のジュニア戦線にペンタゴンJr.フェニックスが参戦するかも
しれない。そうなるとまた面白くなる!!

とにかく次回のAEW DYNAMITEにKENTAは正式参戦する模様。
ここから先がどうなるのか、マジで楽しみにしておきます!

巨星を継ぐもの

#はぐれ王道


▼巨星を継ぐもの / 秋山準(Kindle版)

3年前にリリースされたプロレスラー・秋山準の著作。
タイムライン的には秋山が“仕方無く”全日本プロレスの社長に就任し、よう
やく経営を軌道に乗せた頃。秋山自身がインタビューに応えるカタチで、そ
こまでの自分のプロレス人生を語る・・・という内容。

残念ながら僕は秋山準というプロレスラーを実力者と認めてはいるが、過度
な思い入れは特に無い。根っからの新日派であり、故に全日本プロレスとい
うブランドにもほぼほぼ興味が無い。であるからこそ、この本で秋山がどん
底にあった全日本プロレスを立て直して行く様を、冷静に確認することがで
きた。

でもねぇ・・・。
この本で秋山は「これからの全日本」についての目標あるべき姿を語って
いる。そのこと自体にきっと嘘は無いし、この本以降で秋山が頑張ったこと
もちゃんと知っている。ただ、全日本プロレスという組織打っても全く響
かなかった、というのが大問題なのかと。

今現在、全日本に秋山準というプロレスラーは居ない
以外の誰が辞めても全く問題は無いが、いちばん引き留めなければならな
い存在をかんたんに手放した全日本プロレスは、存在こそしているものの、
全く僕の琴線に触れない団体に成り下がった。宮原諏訪魔・石川ジェイ
などの才能のある選手は、早めに次のステージを考えるべきだと思う。

たった3年前、あれだけ前向きだった男の記録。
秋山のことを思うと、そんな記録が残っていること自体が可哀想だ・・・。