DOMINION 2020

#Everything is HIROMU


NJC2020が終了した翌日、同じ大阪城ホールにて「DOMINION」開催。
新日本の年間スケジュールに入っているビッグマッチ、今年はさすがに
無理かと思っていたのだが、ここで決行してくれた新日本に感謝。

・・・などと悠長なことを言っている場合ではなくなった
メインイベント、IWGP二冠王内藤哲也に挑んだのは、NJC2020を勝
ち進み、前夜にBULLET CLUB入りを果たしたEVIL。何よりまず結果を。

思わず目が覚めてしまうくらい驚いた。
BC勢の再三に渡る乱入や、BUSHIに扮したディック東郷介入もあった
が、それでも内藤の勝利を最後まで疑わなかった僕。3カウントが入った
瞬間、久しぶりに「えーーー!」と叫んでしまったほど。

こんな展開は正直予想もしていなかった。いや、もしEVILが勝ったとし
ても、その後の展開が全く見えない状態になるのだから、ここは内藤の
防衛が当然、と思ってしまうに決まっている。ところが・・・。

そんなEVILに挑戦状を叩き付けたのが、IWGPジュニア王者高橋ヒロム
NJC2020の主役は、結局DOMINIONでも最後に主役となった。冗談抜き
で、ヒロムの存在感は今や新日本No.1と言って良い。今後の展開によっ
ては、夢のIWGP三冠王者が誕生する可能性も・・・。

間違いなく「劇薬」となるEVILのIWGP戴冠
これが良薬になるのか、それとも毒薬になるのか、全てはヒロムにかか
っている。さぁ、おもしろくなってきたぞ!

New Japan Cup 2020・Final Day

#NJC2020


NJC2020・9日目にして決勝戦。会場は大阪城ホール、久々の有観客試合
仕事から急いで帰宅したところ、なんとかメインに間に合った。NJC2020
決勝は、オカダ・カズチカvsEVILの一戦。

前半EVILの猛攻。しかし、程なくしてオカダが盛り返し、試合中盤以降
完璧なオカダの世界。あれ、こんなに簡単に決着が付いちゃうの?とか
思っていたら・・・。

全然関係の無いバレットクラブが乱入。コレをキッカケにEVILが急所攻撃
を繰り返し、なんとオカダを破る大金星。明日の内藤とのタイトルマッチ
L.I.J同士のメインとなった。

試合後に呼び出された内藤はEVILと拳を合わせようとするが、EVILは空中
で拳をウルフパックに。EVIL、なんと内藤を裏切り、バレットクラブへと
寝返った

・・・ああ、こんな方法があったのか、と納得。
個性派で華のあるL.I.Jの中では、どうしても埋もれてしまっていたEVIL。
ここに来ての裏切りはある意味しっくり来るし、明日の内藤との一戦も
意味のあるモノになる。

おそらく内藤が防衛することになると思うが、しばらくの間EVILの商品
価値は上がるハズ。明日以降はEVIL次第なんだけど・・・。

“Grand Master”

#KAWATO-SAN


NJC2020開催中、毎回インターバル前に放映されていたティザーVTRが、
昨夜バージョンアップ「Grand Master」の正体が遂に明かされた。

川人拓来あらため、(カワトサンを挟んで)マスター・ワト
・・・まぁ、正体が川人なのはなんとなく解っていたのだが、こういうビジ
ュアルで登場してくるとは思わなかった。しかもワト、本人がリングにも
登場。これは期待していいんじゃないか、と思ったのだけど・・・。

DOUKIに襲われてKOされる、ってのはちょっと(^^;)。
ここはカンタンに蹴散らした上で、ヒロムに宣戦布告するくらいの扱いが
あって良かった気がする。

まぁ、本番は大阪。ワトにとっては全キャリアでいちばん重要な試合にな
るハズ。圧倒的に、ぶっ潰して勝て!>ワト。

New Japan Cup 2020・8th Day(Semi Final)

#NJC2020


NJC2020・8日目。今日の準決勝BS朝日生中継金曜夜8時にプロ
レスが帰ってきた件に関しては、アッチの方に書いたので興味のある方
はご参照ください。

本日のカード。
オカダ・カズチカvs高橋ヒロムEVILvsSANADA左側が勝者。

開催発表以来、ずっとNew Japan Cup 2020の主役で在り続けたのは、
IWGPジュニアヘビー級王者高橋ヒロム。贔屓目無しで言って、ファン
の話題はヒロムの活躍に集中。ここまで3試合、どれも違った色を魅せた
上に、体格のハンデを背負ったまま勝ち上がって来た

迎え撃つオカダこそ、本当の意味で正念場
誰もがヒロムを応援する中、それでも負けの絶対に許されない闘いに臨ま
なければならない。そのプレッシャーを考えると、気の毒になるほど。

ヒロムはここでも真っ向勝負をチョイス。体格で完全に上回るオカダに対
し、勝つ気満々の態度を最後まで崩さない。タイムボムが決まり、最後に
狙ったタイムボム2が炸裂していれば、NJC2020の主役はヒロムのまま継
続するところだった。

このシリーズでオカダが拘ってフィニッシュに使用している変形のコブラ
クラッチ。ここまでレインメーカーを出さずに来たオカダだが、今日は何
発かのレインメーカーを出した上でこの技を極めた。そうせざるを得なか
ったくらい、ヒロムはオカダを苦しめた、と評価する。

決勝はオカダvsEVIL
こうなって来ると、残念ながら優勝はオカダ以外あり得なくなった気が。
観客の居る大会場のメインは、内藤vsオカダでなければならない、と思う。
来週の大阪二連戦、果たして・・・。

New Japan Cup 2020・7th Day(BEST8)

#NJC2020


NJC2020・7日目。昨夜は故あって(^^;)帰宅が遅くなってしまっため、
NJPW WORLDにてアーカイブを確認。準々決勝まで来てしまうと、さす
がに展開が読めてくる・・・と思ったのだけど。

本日のカード
高橋ヒロムvs石井智宏EVILvsYOSHI-HASHIオカダ・カズチカvs石森
太二SANADAvsタイチ。左側が勝者。今日注目すべき試合は、なんと
第一試合で行われたこの試合しかなかった

IWGPジュニアヘビー級王者高橋ヒロムが、ヘビー級の石井智宏に挑ん
だ一戦。リング上で並び立った両者を見ると、ヒロムの方が若干背が高い
ことが解る。コレがちょっと意外な感じがした。

パワーファイターの代名詞のような石井を向こうに回し、ヒロムが選択し
たのはなんと真っ向勝負。スピードでかき回すことも出来たハズなのだが、
何か期するモノがあったのか、と。

そして、なんと試合を始終リードしたのはヒロム。今回のNJC、ヒロムの
一回戦・二回戦はほぼスカッシュマッチで、キッチリした内容の残せない
系の試合だった。対する石井はデスペラード・真壁とのゴツゴツした闘い
を制して上がってきたのに、今日大きく見えたのはヒロムの方。

終盤には信じられない力強さを魅せ、強烈な変形フェイスバスタータイ
ムボム2を投下。結果、あの石井から完璧な3カウントを奪ったヒロムが、
準決勝進出一番乗りを果たしてしまった。

・・・当てちゃったなぁ、準々決勝(^^;)。
もし準決勝でヒロムがオカダに勝つようなことがあれば、今年のNJCは
過去イチで大爆発すると思う。取り敢えず明日、BSテレ朝・金曜午後8時
生中継に大注目!