WORLD TAG LEAGUE 2024・第11戦

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新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2024』11日目
会場は四国・高知県民体育館。ツアーは明日1日お休み、3日間九州巡業、
また1日休んで8日の熊本決勝戦。四国をないがしろにしない新日本が
好きだな、うん。

アレックス・ゼイン&田口隆祐ファンキーソース、今日もSANADA&
ゲイブ・キッドを相手にすばらしい試合を展開。試合こそ負けたが、こ
のシリーズのMVPは間違いなくファンキーソース。次の試合が楽しみ。

問題は第五試合海野翔太&本間朋晃vsKENTA&チェーズ・オーエンズ
前回の試合で足を負傷した海野が、どの程度まで回復しているのかがポイ
ントだったのだが・・・。

・・・海野、全く試合に出られず(–X)。
このWTLでかなり立場を良くした海野だが、この大事なところで怪我を
してしまう、という「持っていなさ」。この怪我が本当かどうか解らな
いし、本当だったとしても海野だけの所為では無い、とは思う。しかし、
これではファンからの後押しを受けるのは無理

新日本プロレスで一番重要なドーム戦略、今回は海野プッシュが予定さ
れているのだが、この状態でシリーズを終えてしまうようであれば、今
からでも辞退した方が良い。持ってないのはどうにもならないから・・・。

WORLD TAG LEAGUE 2024・第十戦

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新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2024』十日目
折り返しを超え、今日の大阪府立第二体育館大会から終盤戦へ突入する。
Bブロックは今日あたりから脱落するチームが出て来そうだが・・・。

今日の注目はセミファイナル棚橋&邪道vs内藤&ヒロム
この四人の組み合わせ、実はいろんなテーマが見える隠れ好カード。

4人のうち3人が満身創痍(^^;)。キーマンになったのはやっぱり唯一人
体調が良さそうな高橋ヒロムで、たった一人で動き回って全員が動いて
いるように魅せている。今日の棚橋との絡みは、今後のカード編成に重
要な意味を持ってくると思う。

強烈だったのが中盤で棚橋内藤に放ったコーナー二段目からのサンセ
ットフリップ。現在の棚橋はウェートがかなりアップしており、こうい
う単純な技の破壊力が5割増しになっている。内藤は受けた瞬間に完全に
「ヤバイ!」という顔をしており、ここで3カウントが入ってもおかしく
無かったかも。

そしてなんと、最後は棚橋がヒロムにハイフライフローを決めて2勝目
優勝は多分無理だと思うが、あと2つ勝てば勝ち越しという結果が残る。
いや、こうなったら最終戦のEVIL&成田に勝ってくれさえすれば・・・。
社長&邪道、ガンバレ!!

WORLD TAG LEAGUE 2024・第九戦

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新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2024』九日目
本日は新日本定番のツインメッセ静岡展示会場なのでアリーナのみを使
用した会場構成。このシリーズ、この手の会場が多い気が。

今日はもちろん第五試合
Aブロック・・・というよりも、このリーグ戦全体引っかき回し役を見事に
こなしている“ファンキーソース”ことアレックス・ゼイン&田口隆祐が、
WTL三連覇中“毘沙門”後藤洋央紀&YOSHI-HASHIと対戦。両チーム共
にこのタッグリーグ戦、試合内容が凄く良い

とにかく、田口の動き秀逸過ぎる。ジュニアの体格ながらヘビー級相手
に技を受けまくり、その上で姑息に逆転を狙っていく。そして田口のピン
チには、ゼイン強靭なフィジカルから繰り出される摩訶不思議な技で悉
く救う。ある意味で理想のタッグチームなのではないか?と。

そして今日も田口がやってくれた!
ドラゴンリングインという恐ろしい技(^^;)を繰り出したことで窮地に陥っ
たモノの、一瞬の隙を突いてキドクラッチでYOSHI-HASHIをまんまと丸め
込み、値千金の2勝目をゲットしてしまった。

いやぁ、マジでおもしろいわ、WTL
折り返しを過ぎてAブロック全チームに可能性が残っていて、どこが決勝
に残ってもおもしろい。こういうのがいいんだよなぁ、年末には。

WORLD TAG LEAGUE 2024・第八戦

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新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2024』八日目
ツアーは東北から北関東に戻ってきて、今日は茨城県水戸市リリーアリ
ーナ平日の地方なのに、なんかすっげぇ入ってるように見える(^^;)。

今日はもうメインだけを語りたい。
水戸大会のメインはAブロック公式リーグ戦1勝2敗J4GTAKAみち
のく&タイチ、通称タカタイチと相対するのは、リーグ3戦全敗新日本
正規軍邪道&棚橋弘至・通称邪道&社長。どちらも事実上、優勝戦線か
ら脱落しているのだが、この試合がメイン。もちろん意味があった

この言い方が失礼なのは承知だが、邪社の二人は明らかにコンディション
が悪い。棚橋は業務過多からくるトレーニング不足、邪道は経年のダメー
ジが原因。正直、このリーグ戦にエントリーして良いチームでは無い

・・・しかし、この二人とタカタイチの四人は、実に色気タップリの試合を
展開してくれたのだから、やっぱりプロレスは奥が深い。全員が最小限の
動きで客を沸かせる、という熟練のテクニックを披露。まさか、邪道
「動けなさ」が試合を組み立てるとは・・・。

最後は棚橋が久々のハイフライフローをズバリと決め、一進一退の闘いに
終止符。タナの勝利で終わる新日本プロレス、なんと幸せな空間か!!!

・・・が、HOTが乱入して台無しに(^^;)。
瞬間的にメチャクチャ怒りが沸いた(^^;)。が、コレがEVILの「仕事」
リーグ最終戦に鹿児島で組まれている邪道&社長vsHOT、リーグ戦の結果
とは別にメチャクチャ楽しみになってきた♪

WORLD TAG LEAGUE 2024・第七戦

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新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2024』七日目
今日の会場は新日本の準ホームである宮城県夢メッセみやぎ。さすがに
会場内の熱量が高い上、東北出身の選手に大声援が飛ぶ、理想的な状況

まずは第5試合ゼイン&田口ファンキーソース見事な仕事を魅せる。
ここまで三連敗で優勝戦線からは既に脱落してしまった感こそあるものの、
試合内容のアベレージはどのチームよりも高い。このまま残り全勝しても
誰も文句は言わないと思う。

そしてメイン、TMDKvs毘沙門凄かった
ザック&大岩は試合の9割で毘沙門の二人を蹂躙。ザックの力量は疑うべ
くも無いのだが、大岩新人離れしたセンスにも注目すべき。

しかし、今や“名勝負製造チーム”となった感のある後藤&YOSHI-HASHI
毘沙門は、今日も食い下がる。殆ど負けていた試合をしっかりひっくり返し、
その上で観客を満足させるのだから、認めないワケには行かない

僕はこれまで後藤洋央紀という選手を全く評価していなかったのだが、今日
バックステージインタビューにはシビれた。曰く「日本人が活躍しないで、
何が新日本プロレスだ!」世界戦略がどうしても優先されてしまう今の新
日本で、敢えてコレを言う男が居ることを、本当に嬉しく思う。

あの後藤がねぇ・・・。