さようなライオン・・・

この土日でMacBook Pro Late2008HDD換装およびOSアップデートが完了。
手順は前回のエントリで書いた通り。新SSHDに交換した途端、あれだけ頻発
していたリンゴループが全く発生しなくなった。もっと早くやるべきだった、
と少し後悔した。

作業はそれなりに大変
新しいマシンをセットアップしながら、旧環境を出来るだけ再現しなくてはな
らない。具体的にはFirefoxアドオン調整iTunes音源プレイリスト
アプリの取り込み、parallels desktopの仮想環境のインポートなど。Macだけ
でなく、接続するiOS機器関連の認証作業などもあり、実に半日を費やす。

取り敢えず普通に使えるようにはなったのだが、やっぱりYosemiteを動かす
にはLate2008非力かも(^^;)。SSHDではなく、SSDを載せればかなりマシ
になるのは解っていたのだが、やはり今回は容量優先。今の段階で400GB
使っているのだから、SSDは無理だね、やっぱり。

長いことお世話になったMacOSX LIONさん、どうもありがとう!
おそらくこれまででいちばん長く使っているMacOSだと思う。他のマシンで
はまだしばらく使うけど、取り敢えず御礼申し上げておきます。

しかし、Macintoshって凄いよなぁ・・・。9年前のマシンが、まだ普通に使え
ちゃうんだから。

マルチレコードプレーヤー

↓↓ネット徘徊中に発見した新製品ニュース

レコード・CD・FMラジオがこれ1台! アンプもスピーカーもいらない一体型
マルチプレーヤー(GetNavi web)

こちら、小泉成器という会社の作った新製品。こんな感じのモノがあるのね、
ということで、該当商品をAmazonで調べてみた。

▼コイズミ マルチレコードプレーヤーKOIZUMI SAD-9801-K

各種ニュースサイトで紹介され、そこそこ売れているらしく、「即納」で購入
出来るワケではなさそう。現在14,400円と手頃で、昭和中期チックデザイン
悪く無いのだけど、「マルチレコードプレーヤー」で検索したらこんなのも。

▼ベルソス マルチレコードプレイヤー MP9260

こちらはレコード・CDに加え、カセットテープにも対応。ダイレクト録音用の媒体
USBメモリだけでなく、SDカードも可(スロットあり)。これで9,680円なら、
こっちの方がちょっとお得感あるかも。まぁ、問題はどちらが音質がいいか?だと
思うのだが・・・。

ただ、どちらの製品も可能なのは“ダイレクト録音のみ”っぽい。
具体的には60分収録のCDを録音するには60分かかってしまう(^^;)ので、そういう
時間的なストレスがあるかも。CDをMP3に変換する時だけでいいから、PCのように
高速でデジタル取り込みが出来る機能があれば、もう少し高くても売れる気がする。
おそらく、何らかの規制があるんだろうけど。

ただ、こういうオールインワン的なオーディオ機器はキライでは無い。
特に「レコード」を知らない世代のファーストタッチには最適。びっくりして欲し
いな、アナログレコードの音の良さに。

MBP大手術作戦

2008年に購入し、何故だか2013年(^^;)からずっとメイン機として使用して
いるMacBook Pro Late2008 15インチモデル。起動してしまえばかなり使い
やすいマシンなのだが、数年前から挙動不審な状態が続いている。

症状的には「リンゴループ」と呼ばれるモノ。
電源ボタンを押すと、起動音と共にリンゴマークが出るのだが、それ以降沈黙
結局電源長押しでもう一度起動を試みるより方法が無くなってしまう。
この動作がコンピュータに良いワケが無い(^^;)。数年前に一度「デスクトップ
が壊れました」的なアラートが出て、その復旧に四苦八苦。なんとか復旧した
のだけど、文字通りデスクトップに保存していたファイルは全て逝ってしまわ
れる、という恐ろしい状況・・・。

いろいろ調べてみると、これは内蔵のグラボが異常、もしくはHDDが故障、の
どちらかの場合が多いとか。デスクトップが壊れる、ということはHDDに問題
がある、と判断し、新たに1TBのSSHD(ハイブリッドドライブ)を入手した。

これを機に、遂にOSのアップデートを執行することにした。
OSはずっとLIONのまま使っていたのだが、サポートがストップし、firefox
始めとする主要アプリもLIONでの動作を保証しなくなった。決定的だったのは
iOS10がLIONのiTunes12をサポートしなくなり、いわゆる「母艦」としての
使用が事実上不可能になったこと。こうなってしまっては・・・。

ということで、前回のMacBook Late2008でやった作業を繰り返す。
CCCでMacBookのSSDクローン(Yosemite)をSSHD上に作成し、取り敢えず
外付け状態で起動を確認。音楽データを新iTunesに全て読み込み、基本作業は
完了した。後はこのSSHDを内蔵するだけなのだけど・・・。

・・・軽くていいんだけどなぁ、LION(^^;)。
この環境から抜けるのは、本当に勇気が要る。しかし明日以降で決行!
不具合無ければいいんだけど。

しかし、SSHDって今投げ売りだな、やっぱり(^^;)。

1984年のUWF

▼1984年のUWF  / 柳澤健

プロレス関連のノンフィクション作家としては、個人的に「最高」と評価する
柳澤健「XXXX年の○○」シリーズ。今回のテーマは・・・「UWF」である。

UWFとは、1984年に旗揚げしたプロレス団体が元。その3文字はいつしか我々
にとって「概念」となり、未だにソレを引き摺りながらプロレスを観ている
人間も居る。おそらく僕も、その一人だ。

かなり束のある本で手に取った時は正直たじろいだ。今さらUWFを追求して
どうなるのか?という思いも残念ながらあった。しかし、読み始めてしまった
らもう止められない。相変わらず“凄い文章”を書く作家である。

柳澤作品にしては珍しく、“信者”と形容されたUWFファンの心情が多々描かれ
るているのが大きなポイント。ここに書いてある「ファン」とは間違い無く
僕自身のことであり、読んでいて少し心が痛くなるほど。おそらくは作者自身
そのカテゴリに居た、と自覚しているハズ。そうでなければ、こういう文章
は書けない。

「・・・結局のところ、新生UWFで新しかったのはフロントのアイデアや企画力
だけで、レスラーの技術的進歩はまったくなかった。」(本文より引用)

・・・そう言い切らなければ、我々をずっと翻弄してきたUWFという三文字
ケリが付けられない。そう感じたのではないか?と思う。この一文に、僕は
アタマをガツンと殴られた気がした。そして、その「夢」がもうとうの昔に
終わっていたことに、改めて気付いた気がする。

いわゆる暴露的な要素も含まれるが、それも含めて重要な素材。もちろん反論
する選手や関係者も居ると思うし、この本が正解かどうかを断言することは誰
も出来ない。しかし、僕の中ではちゃんと「UWF」ケリが付いた。それは凄
く悲しくて、寂しくもあったが、何十年もずっと漂っていた霧が一瞬にして晴
れていくような爽快感も共にあった。これでやっと、僕はUWFを卒業できる

UWFに何かを貰った人は、一度この本で確認すべき。自分のを。

Kindle Paperwhite MANGA MODEL

すっかりレビューするのを忘れてた(^^;)のだけど、既に僕の日常にしっ
かり溶け込んでいるKindle Paperwhite 32GB マンガモデル
初代Kindle Paperwhiteからの乗り換えなのだが、サイズなどは初代機と
ほぼ同一。であるから、ケースもそのまま使用出来た

キャンペーン情報付きモデルなので、それがちょっとウザイ気がしたの
だが、初期画面でアクセサリ新刊をオススメしてくれるだけ。コレは
どちらかと言えばありがたいくらいの機能。

思った通り動作はキビキビしており、初代機使用時に感じたストレス
全て解決されている感。この手のアイテムは、新しければ新しいほどい
いね、やっぱり。

しかし、3G機能が無いのだけはやっぱり少し不便。思った以上に外出先
Kindleストアを使っていたようで、そういう場合にイチイチWiFi繋ぐのは
ちょっと面倒。まぁ、それを補って余り在るスペックなんだけど。

これもきっと5年は保つと思う! 大事に長く使おう!