Kindleストアのリコメンドに出て来た作品。
おそらく吉村達也の整形モノを読んだ所為で表示されたと思うのだけど・・・。
・・・いやぁ、しばらくぶりに失礼を承知でハッキリ言いましょう。
クソつまらねぇ、この本(^^;)。
まぁ、いろいろ原因はあると思うのだけど、そもそも論として男が読んで
面白い題材じゃ無いと思うんだ、美容整形って。んで、このタイトルから
想像出来る内容ってやっぱり「整形して美人になったブスの生き様」的な
ハナシな気がするんだけど、内容はやたらな精神論に終始する。良く言え
ば思想的・哲学的なのかもしれないんだけど、文章のレベルはそこまで
高尚では無い。数ページ読んだだけで止めようかと思ったくらいだから(^^;)。
そして、登場人物の名前が旧約聖書の「カインとアベル」を捩っているの
も非常に憤る(^^;)。「甲斐子と阿倍子」という名前だけでも相当苦しい
のに、他の登場人物も駄洒落のような当て字の名前を付けてるもんだから、
キャラクターが入って来ない上に読みづらいことこの上無い。
こうなったら最後まで言うが、オチも酷い(^^;)。
読書してここまで苦痛な気分になったのは本当に久し振り。まぁ、世の中
の女子にはこういうのが好きな人も居る、とは思うのだけど、僕にはもう
Too Much。
・・・姫野カオルコ作品は、もう手に取ることは無いだろうな、きっと。