#njsst
新日本プロレス・サマーストラグル後楽園ホール大会。
神宮決戦まであと3日、カードも出揃っているので基本は前哨戦オンリー
の煽り大会となるのだが、今回はちょっとだけ毛色の違う編成に。
オカダ・カズチカの提唱した「KOPW2020」の予選4試合が行われる。
参加する8名がそれぞれルールを持ち寄り、ファン投票でルール決定。
勝ち残った4選手が29日の神宮大会で4wayマッチを行い、初代王者が
決定する、という趣向。
最初は「ハァ?」と思ったけど、実際始まってみるとこれがバラエティ
に富んで非常におもしろい展開に。その中で、単純に「良い試合」と
なったのが↓↓コレ。
サブミッションマッチと銘打たれたSHOvsSANADAの一戦。
勝敗はギブアップのみ、3カウントによるフォールは認められない、と
いう非常に男らしいルール。SHOがどこまでやれるのか?がポイントだ
と思っていたのだが・・・。
・・・感服。
ヘビー級のSANADAを相手にパワー負けせず、緻密な計略でジワジワ
追い込む、という「ザ・レスリング」。正直、もうSHOはジュニアに括
っておくのは本当に勿体ない。すぐにでもヘビー級戦線で活躍できそう。
試合はそれでも始終SHOの上を行ったSANADAが勝利したが、試合後に
思わず拍手するほどの白熱した試合。他の試合と「おもしろさ」の種類
が違う試合をした2人は、もっと評価されるべきだと思う。
しかし、KOPW2020はなかなか魅力的。
決勝の4wayに興味を繋いだオカダ、やはり只者では無い、と改めて。
ちょっと楽しみだなぁ、神宮。