証言 長州力

#ど真ん中 #目ん玉飛び出るストロングスタイル #WJ


▼証言 長州力「革命戦士」の虚と実 / V.A

宝島「証言」シリーズの最新作は、予想通り長州力
何度も書いているように、僕はもう心の底から長州がキライ(^^;)なのだ
が、この手の本が出ると思わず手を延ばしてしまう。要は、長州に対する
「悪口」が読みたい、という感じ。

他の証言シリーズと同じく、19名ものプロレスラーや関係者が長州を語
っているのだが、まぁ出てくること出てくること(^^;)。特に谷津嘉章や
キラー・カーンといったジャパンプロレス関係者WJに関わってしまっ
た人たちの談話が面白く、失礼を承知で言うのなら実にニヤニヤしながら
読めた。ただ、非常に意外なことに「長州も大変だったんだろうなぁ・・・」
と思ってしまったのが本当に不思議。

しかし、この本を読んで気付いたのは、もしかすると長州よりも断罪され
るべき人間がいる、ということ。そう、地獄のアングルこと永島勝司氏。
WJ旗揚げ前から借金をしていた、というのは初耳であり、この段階でソ
レを一銭も返していない、という談話には正直驚いた。この人にはまだま
ネタがありそうな気がする。

こうなってくると次に読みたいのは「証言 WJ」かなぁ(^^;)。
僕の中では今のところ世界で一番小っ恥ずかしい団体であるWJを、証言
シリーズの切り口で一冊にしてくれたら、また違った事実が見えるかも。

長州関連の書籍の中ではいちばん面白かった。
GKの逆襲にも大いに期待しています!

BEST OF THE SUPER Jr. 2019 at RYOGOKU SUMO ARENA

#BOSJ #両国国技館


新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア2019」決勝戦
27年ぶり両国決勝戦をテレ朝チャンネルにて。


決勝のカードは鷹木信悟vsウィル・オスプレイ
一進一退のすばらしい試合だが、終わってみれば鷹木の良さを引き出した
上で勝利する、というオスプレイのゲームプラン通りだったのかも。この
才能新日本に存在する、という事実にただただ感謝。

ジュニア最強の座に居ながら、ヘビー級のトップどころと対等に渡り合え
のがオスプレイの強み。かつての新日ジュニアには、創始者の藤波辰爾
を始め、タイガーマスク、ダイナマイト・キッド、高田延彦、越中詩郎・
獣神サンダーライガーなど、そういうポテンシャルのある選手が多々居り、
ジュニアをヘビーの添え物と考えるファンはあまり居なかった気がする。
今回、オスプレイ鷹木、ブロック決勝で惜しくも散った田口隆祐の3人
は、久々にスーパージュニアをそのレベルまで押し戻してくれた。心の底
からお礼を言いたい。


そしてもう一つ、セミで組まれたIWGP USヘビー級選手権
王者のジュース・ロビンソンに挑んだのは、元WWE王者、ディーン・ア
ンブローズことジョン・モクスリー。思わぬ大物との一戦にジュースも
張り切ったのだが、さすがに現役メジャーリーガーは強く、新日本初参戦
でタイトルを奪ってしまったのだから驚き。モクスリーはAEWの契約選手
だが、フルタイムに近い状態の新日参戦があるかもしれない。

凄いなぁ、今の新日本プロレスは。
両国国技館、平日開催なのにほぼほぼ満員だったし、内容も抜群。今週末
にはもう大阪でビッグマッチがあるが、こういう試合が続くのであれば、
成功は間違いないと思う。次回、ドミニオンに注目!

青木篤志

#閃光


朝のニュース配信を見て、思わず目を疑った。
「プロレスラー・青木篤志さん、交通事故死」・・・。

何がなんだか解らなくなった。
NOAHでデビューした頃から試合を観ている選手であり、全日本系の選手の
中ではあまりに異質なストロングスタイル。センスは当時から抜きん出てお
り、こんな選手が新日本でデビューしてたら・・・と何度も思った。

青木は現役世界ジュニアヘビー級チャンピオン
ようやく調子が上向いてきた今の全日本プロレスだが、その要因を作った
主要人物の一人であり、今後ももっともっと活躍しなければならない選手。
どうして・・・。

だから僕は神を信じない。
こんな仕打ち、あんまりじゃないか・・・。

BOSJ2019・決勝はどうなる?

#BEST OF SUPER Jr. #両国国技館


新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア2019」が終盤戦。
今年のBOSJ決勝両国国技館という大箱で注目度は高いのだが、何故か
ここまで1試合も観ていない、という体たらく(^^;)。で、今日の大阪大会
は後半3試合だけNJPW WORLDで観たのだが、さすがに詳細は語れないの
で、星取り表を見ながら決勝までの展望を。

まずはAブロック
明日の松山でのリーグ最終戦、石森太二vs鷹木信悟の勝者が決勝進出、と
いうのは確定。期せずして元闘龍門関係者が主役になったワケだが、この
試合は予想がちょっと難しい。個人的には石森贔屓なのだけど、状況を考
えると鷹木が行くのが自然かも。

そしてBブロック
こちらも6.3岡山の田口隆祐vsウィル・オスプレイの勝者が決勝、という
のが濃厚。万が一、くらいの確率で決勝への望みを繋いでいるのはロビー
・イーグルス。岡山でYOHに勝利し、田口vsオスプレイが両リン等の無得
点試合に終わった場合のみだから、まぁ無いと思うけど。こちらはどちら
が出てきても面白いが、久々の田口に期待。

ということで決勝の予想は「鷹木信悟vs田口隆祐」
これで田口が優勝→IWGP Jr.奪取→G1出場、という流れが出来ると嬉しい
かも。5日の両国は平日。元WWEのディーン・アンブローズの出場がある
とはいえ、超満員マークは難しいかも。決勝カードにかかっているのだが、
果たしてどうなるか・・・。

Double or Nothing

ALL ELITE WRESTLING #Double or Nothing


注目の新団体・AEW(ALL ELITE WRESTLING)の旗揚げ戦は、ラスベガスの
MGMグランドアリーナFITE.TVのPPVでなんとか観れたのだけど、この団体、
いろんな意味で揉めそうな気配が(^^;)。

取り敢えずYouTubeにダイジェストが上がってたので、まずは↓↓を。

ビックリしたのは主に2つ

メイン、ケニー・オメガvsクリス・ジェリコのAEW初代世界王座決定戦への
出場権を賭けた試合、なんとジェリコの勝利。ジェリコは6月に新日本に参戦、
IWGP王者のオカダ・カズチカへの挑戦が決まっている。新日本とAEWの関係
を考えると、この結果に?マークが点くのだが・・・。

そして大問題なのはそのメインに乱入したのがついこないだまでWWEに所属
していたジョン・モクスリー(a.k.a.ディーン・アンブローズ)だったこと。
WWEの規定では、退団後6ヶ月は他団体のリングに上がれない契約の筈なの
だが、これは明らかにWWEにケンカを売るような行為。さて・・・。

全体的には「さすが!」と言えるレベルを保った旗揚げ戦。
特にセミのヤングバックスvsルチャブラザーズの試合は現代プロレス象徴
するような試合。不安があるとすれば、今後もこのレベルを維持しなければ
ならないこと(^^;)かなぁ・・・。

この旗揚げ戦を観て、新日本プロレス&ROHとWWEがどう動くのか見物。
そしてなんとか日本でも通常のTVショーが観たいのだが、どうなる?