プロレスまみれ

#ケーフェイ?関係ねーよ!


▼プロレスまみれ / 井上章一

タイトルに「プロレス」と付いており、しかも宝島からのリリース。
井上章一という著者が全く知らないのだが、だとするなら一応購入して
おいた方がいい、ということで入手した新書なのだけど・・・。

井上さん、なんと京大の教授らしい(^^;)。
この偉い先生が、主に「プロレスとTVの関わり」について書いている本。
最近の出版物らしく、ケーフェイとかを全く気にしていない内容(^^;)。

とはいえ、かなり好感は持てる。
少なくともこの人はプロレスに対してかなり「愛情」を持っていること
がよく解るし、訳知り的なイヤな印象も無い。思っていることをストレ
ートに表現した、と解釈する。

でも、それが面白いかというとちょっと(^^;)。
こういうのは本で読むのでは無く、居酒屋とかで同好の士たちと語るべ
きことで、文章で読むほどのことは無い気が。さらにひらがなを多用し
た文体、きっと「狙い」なんだろうけど正直読み辛い(^^;)。

惜しかったなぁ、コレ(^^;)。
邪推流のプロレスの楽しみ方、という着眼点は良かったんだけど・・・。

『正しいプロレスラー』

#バトルライガー・両国で壮絶に散る


新日本プロレス「KING OF PRO-WRESTLING」両国国技館。
年明けドームのメインカードが確定する重要な大会であり、IWGP王者
のオカダ・カズチカ、権利証保持者の飯伏幸太がそれぞれ最後の防衛戦
を行う日。しかし、その2つを差し置き、最も事前の注目を集めたのは、
第4試合に組まれたスペシャルシングルマッチだった。

獣神サンダー・ライガーvs鈴木みのる
上半身裸のバトルライガー仕様で花道に姿を現したライガーに大歓声。
この姿を観ただけで、僕も唸りとも叫びとも言えない変な声が漏れた。



打撃関節技を主体とした闘いは、二人の「原点」を思い起こさせる攻防。
体格に劣るライガーだが、前半はあの鈴木を相手に五分以上に渡り合った。
この時点で僕はもう号泣していた。




しかし、ペースは徐々に自力に勝る鈴木へ傾く。
スタミナを使い果たしたライガーはそれでも食い下がったが、スリーパー
からゴッチ式パイルドライバーという鈴木の必勝パターンが決まり、敢え
なく試合は終了。ライガーは完膚なきまでに叩きのめされた


試合後、イスを持ち出した鈴木だが、ダウンするライガーの前でイスを投
げ捨て、その場で土下座。この試合にタイトルマッチを凌ぐ価値観を創っ
てくれたのは間違い無く鈴木みのるである。あまりに見事なプロフェッシ
ョナル振りに感服した。

・・・おそらく今日は、実質的な獣神サンダー・ライガーの引退試合だった
のだと思う。退場時、リングに向かい深々と礼をしたライガーは、最後に
全力を出せた、という達成感に満ちていた気がする。

ある作家はライガーを「正しいプロレスラー」と称した。
30年以上、ずっと変わらずに僕の正しいプロレスラーで在り続けてくれ
た獣神サンダー・ライガーに、心から感謝する。

最終章もやっぱり最高だった。何度言っても言い足りない「ありがとう」
を、僕は東京ドームで直接ライガーに言わなければならない。

プロレス鎮魂歌

#魂の記述


▼プロレス鎮魂歌 / 瑞佐富郎

「鎮魂歌」「レクイエム」と読む。
サブタイは「リングに生き、散っていった23人のレスラー、その死の真実」
登場するのは既に故人となっているプロレスラーばかり。力道山など、黎明期
の選手のチョイスは無い。つまり、全員が僕にとってある程度思い入れのある
選手たちである。

瑞佐富郎氏、前作の「平成プロレス 30の事件簿」の時にも感じたのだが、か
なりグッと来る文章を書く作家だと思う。大きなブロックでの倒置法の使い方
が絶妙であり、章全体を読むことでイチイチスッキリ出来る。淡々とした文体
なのにもかかわらず、説得力は抜群。そして、プロレス関係の書籍にありがち
“胡散臭さ”を殆ど感じないのは、もう才能と言って良いのかも。

結果、23エピソード中の15エピソード目頭を押さえる始末(^^;)。
特に最近鬼籍に入ったビッグバン・ベイダー、マサ斉藤、輪島大士、ザ・デス
トロイヤーに関する記述には、なんとも言えない寂しさに包まれてしまった。

もう完全に認める。
この作家の描く「プロレス」は、プロレスに対する愛と優しさに溢れた、すば
らしい作品ばかりだと思う。今後もたくさんの作品をリリースして欲しい。
出れば確実に読むので。

週刊プロレスの新サービス

#マニア囲い込み戦略


ベースボールマガジン社「週刊プロレス」が10月より新サービス開始
毎週水曜日(発売日の1日前)に週プロ最新号電子版を配信する上に、
スマホサイトの週プロmobileまで閲覧可能となるサービス。

名称は「週刊プロレスmobile Premium」月額999円(税別)
現状の週プロmobileが月額300円だから、毎週週プロを購入している人
は絶対お得。紙媒体に思い入れの無い人ならすぐに乗るべき。

しかし、僕としてはちょっと悩みどころではある。
現状、週プロmobileは契約中だが、本誌はKindle Unlimitedで読んで
いる。週プロ目当てで加入したUnlimitedだが、他の雑誌・書籍もかなり
利用しているので、今さら止めるワケにも行かず。このままの体制を続ける
のが予算的にいちばん問題無いのだけど・・・。

実はUnlimitedの週プロは1週間遅れ(^^;)。
創刊から1号も逃さずに週プロを読んでいる身としては、この1週間遅れが
かなりのストレスとなる。さてこれはどうすれば・・・。

・・・まぁ、おそらく契約しちゃうんだろうけど(^^;)。
こうなったらもう、一生付き合いますよ、週プロとは♪

AEW Dynamite! Coming Soon

#ケニーの挑戦


AEW・All Elite Wrestlingホームページカウントダウン体勢に。
もちろん10月2日TNTで開始されるTVショーAEW Dynamite!」の
告知である。

WWEの寡占状態が続く米マット界に、TNA以来久々に登場した対抗勢力
予算は潤沢、大手の地上波TV局が早々にバックアップに付き、ロースター
を見る限り「プロレスが出来る」選手が多々。ぶっちゃけ、ジャパニーズ
スタイルの団体であり、本来なら新日本と手を組んで欲しいところ。

ちなみに日本でのオンエアは今のところ予定無し
ただし、FITE.tvにて月額$4.99にて視聴可能。毎週あるし、しっかり観る
のであればけして高い金額では無いかも。

注目はやっぱりケニー・オメガ
しばらくシングル王座を狙う気は無さそうな気配だが、いろいろな意味で
抜きん出ているのは間違い無い。問題は飯伏棚橋オカダのような、拮
抗する実力を持つ選手が未だAEWに居ないこと、かな?

とにかく注目。初回は観たいなぁ、絶対・・・。