FACE

amazonプライムビデオ独占配信のドラマ「FACE サイバー犯罪捜査班」
がなかなか面白い。内閣直轄のサイバー犯罪捜査班、通称「FACE」の活躍
を描く、ちょっと重めの連続ドラマである。

主演は剛力彩芽天才ハッカーだけど、ボクシング等の格闘技にも長けた
捜査官を演じているのだが、このアクションがかなり半端じゃないレベル
最近の剛力は「キレイどころ」から完全に脱皮し、個性派と呼んで差し支
えの無いレベルで演技しているのが見事。

プライム独占配信なので、地上波ではおそらくNGな陰惨なシーンも多々。
WOWOW連続ドラマWのような重厚感こそ無いけど、毎回エキサイティ
ングなシーンが楽しめるのだから、大したもの。
アマゾンの攻めの姿勢は本当にすばらしい。諸手を挙げて応援したい程。

FACEは全10話、今のところエピソード4まで配信済み。今クールは地上波
のドラマも良作が多いから、TVのスケジュール組むのも大変(^^;)。
・・・まぁ、無理にでも見るんだけど(^^;)。

Bye Bye BONES…

USドラマ「ボーンズ – 骨は語る -」ファイナルシーズン最終話を、
つい先ほど全て見終わった。

“法人類学”という、興味深いけどあまりに奇妙なネタで12シーズン
僕がシーズン1のレビューを旧AREAに書いたのが2008年だから、実に
丸10年のロングランドラマとなった。

正直かなり寂しいのだけど、このドラマはもう終わるしか無かった
と思う。原因は主人公のボーンズことテンペランス・ブレナン博士
演じたエミリー・デシャネルの予想だにしなかった劣化(^^;)。
あんなに知的キュートだった彼女が、見事なまでに外人オバサン化
ちゃったのだから、さすがにもう(^^;)。

しかし、ドラマは最終シーズンでも文字通り骨太DVD6枚・全12話
という打ち切りっぽい状況だけど、しっかり作り込まれたラストと、
過去のキャストをオールスター的に魅せてくれた演出に感謝します。

今後、これくらいハマれるUSドラマって出てくるのかなぁ・・・。

過保護のカホコ・予想外の面白さ!

日テレ水10「過保護のカホコ」が、僕の予想を思いっきり裏切る面白さ
主人公のカホコを演じる高畑充希「問題のあるレストラン」の時から只者で
は無いと思っていたが、史上サイアク(^^;)とも思える超箱入り娘怪演
典型的なクソダメ娘なのに、やたらカワイく見えてしまうのだから凄い。

そして、カホコに辛辣に接しながら、要所々々で的確過ぎるアドバイスを送る
画家志望の青年・麦野を演じる竹内涼真も清々しくて良い。そして、なんかの
スマホアプリのような映像を使用した演出も、わりと嫌みが無いのに驚き。

前クールの連ドラがそこそこ良かったから、今クールは期待していなかったの
だけど、少なくとも日テレは大健闘。他局もかなり良いドラマがそこそこある
ので、順番にレビューしていこうかと。

今年の夏はいいなぁ、マジで。

「ウチの夫は仕事ができない」松岡茉優のポテンシャル

日テレ土曜ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」の初回を観た。
なんというか、マジで・・・身につまされる内容なのが非常に切なくて困る(^^;)。

錦戸亮演じる主人公・小林司の勤務先は、どうやら大手の広告制作会社
しかもイベントセクションに配属され、そこで「仕事ができない」「使えない」
的な扱いを受け、それを新婚に言い出せず・・・という滑り出し。

あまりに自分と近い世界が描かれているため、主人公への共感度が半端ない。
さらに、もし現実世界だったら自分もアチラ側に居るなぁ、と感じてしまい、
どんより自己嫌悪に陥る。いや、コレは観るの辛ぇわ、とか思ったのだけど・・・。

松岡茉優の演じる司の妻・小林沙也加「最高の女性」なのがズルい(^^;)。
後半で情感たっぷりに夫への愛を語る姿が本当にすばらしく可愛い
あのシーン、恥ずかしながらマジ泣き(^^;)。あの笑顔を毎週観れると思うと、
ちょっと幸せすら感じてしまう程。

いやもう、こうなったら錦戸マジ応援(^^;)。
最終回には最高のイベント屋になってて欲しいと思う。
・・・設定を見る限り、ちょっと無理な気はするけど(^^;)。

連続ドラマW「アキラとあきら」

WOWOW連続ドラマW枠で来週から始まるドラマ「アキラとあきら」
原作は池井戸潤で、小説もこないだリリースされたばかり。この枠では
異例とも言える全9話というボリュームで、正直次クールのドラマの中で
いちばん期待している作品

向井理・斎藤工ダブル主演もかなり痺れるのだけど、ヒール系の脇役
がまた絶妙。特に木下ほうか、原作からキャストの性格を考慮すると、
彼の真骨頂が見られる可能性大。

7月9日・WOWOWプライムにて夜10時より第1話放送(1話のみ無料)。
さっそく毎週予約だ!!