99.9

TBS日9「99.9 -刑事専門弁護士- シーズン2」のオンエア開始。
シーズン12016年春の放送だから、およそ2年振り。ニュースで読んで
驚いたのだが、この枠のドラマでシーズン2が製作されたのは大ヒットし
「仁」に続いて2作目だそうで。これだけ短いスパンでシーズン2なの
だから、このドラマの信用度は相当高い模様。

主演の嵐・松本潤の相変わらずのクールさが凄く良い。
嵐のメンバーは皆が高いレベルで「役者」をこなしているが、押しつける
ことなく自分の色を表現出来るのは松潤No.1だと思う。

そして我々にとって嬉しいのは、随所でプロレスネタが展開されること。
初回は重要な取引先として「タグチジャパン」という名称の会社が登場し
たし、終盤には現IWGP王者オカダ・カズチカがカメオ出演。
“プ女子”設定の榮倉奈々の出演が無いのは寂しいけど、この設定は生き続
けるらしい。いいねぇ、うん。

今のところ今クールの連ドラの中では、群を抜いて面白い。来週の2話目
からいきなり核心に迫る内容らしいから、もう目が離せない。そして、
ケニー・オメガ棚橋弘至の出演があるのか、要注目!

「有田と週プロ」シーズン2ファイナル!

もしかしたら昨年内で一端終了するんじゃ?と思われていたカルト番組
「有田と週刊プロレスと シーズン2」が、昨日の25話を以て配信終了となった。

判官贔屓を抜きで冷静に言うが、この番組、Amazonプライムビデオの柱かも。
当初、コレを観る人は本当に限られていると思っていた。だって、あまりにも
ニッチな内容だし(^^;)。

ところが、周囲の人たちになんとなくヒアリングすると、実はプロレスになん
の興味も無い人が、わりと定期的に観ている、と言う。要はくりいむ・有田
ファンで、彼の番組なら観てみよう、という層。そういう人たちは本来リピー
ターにはならない層なのだが、この番組に出演する“プロレス素人”なゲストと
同様、その深さ面白さに一発でハマってしまう人が続出してるらしい。

いやもう、有田哲平という希有な才能に、感謝するより他無い。
この番組がきっかけでプロレスを好きになってくれる人が増えている、という
事実は、もしかしたら東京ドームより重いかもしれない。

とにかく、早急にシーズン3を!
僕はもうこの番組を観ないと、水曜日が来た気がしなくなってるのだから。

▼観てない人はすぐさまAmazonプライムビデオへGo!

WRESTLE KINGDOM 12 in TOKYO DOME

新日本プロレス東京ドーム大会「WRESTLE KINGDOM 12 in TOKYO DOME」
今年は前日まで行くことを考えていたのだが、結局自宅でライブ観戦。16時
開始のニュージャパンランボーからメインまで、6時間以上(!)の長丁場。
今回は印象に残る試合がとても多かったので、それぞれカンタンに。

▼スペシャルシングルマッチ:飯伏幸太vsCody

自ら好んでダークサイドを歩き続ける飯伏が、対極の立場の元WWE・Cody
と一騎打ち。ちょっと心配していたのだが、これがなかなか噛み合った、手
に汗握る展開に。最後は“らしさ”を爆発させ、フェニックス・スプラッシュ
まで繰り出した飯伏の快勝だったが、受けて魅せたCodyも大したモノ。
今年の飯伏は、他に目もくれずに新日本マット1本に絞るべき。そろそろ、
王者になるべきだと思う。

▼IWGPジュニアヘビー級選手権:FATAL 4WAY MATCH

王者マーティ・スカルに、ウィル・オスプレイ、KUSHIDA、高橋ヒロム
挑んだ4WAY戦。正直、アトラクションの域を出ない試合になると思っていた
のだが。これが究極の名勝負。これまでXway形式の試合はいくつも観てきた
けど、そのどれもを上回る白熱の展開に終始。乱戦を制したのはオスプレイ
ったが、誰が勝っても全く問題の無い、極上の試合だった。拍手!

▼IWGPインターコンチネンタル選手権:棚橋弘至vsジェイ・ホワイト

病み上がりの王者・棚橋に挑んだのは、凱旋帰国のジェイ・ホワイト
ジェイ、雰囲気のある良い選手になったのは認めるが、それでもまだ王座戦戦
は早かったかもしれない。結果、棚橋が無事に防衛を果たした。
ただ、タナはもっとちゃんと休まなくてはならない気がする。右足は完治し
ていないのがあからさまだし、その所為か身体もピリッとしない出来。
できるなら、もっと棚橋らしい試合が見たい。タナがコンディションを取り
戻せるのなら、僕はいくらでも待つ覚悟が出来ているのだから。

▼IWGP USヘビー級選手権:ケニー・オメガvsクリス・ジェリコ

いやぁ、やっぱりジェリコって凄いや・・・と再確認した試合。
世界中から注目を集めていた試合だが、今やベテランの域に居るジェリコが
全盛期のケニーにどこまで肉薄出来るかがポイントだと思っていたけど、
事実は全く逆。始終ジェリコがペースを握り、途中から王座交代まである気
がしてきちゃったんだから凄い。結果こそ大方の予想通りケニーの防衛だっ
たが、主役は完全にY2J・クリス・ジェリコ圧巻の試合だった。

▼IWGPヘビー級選手権:オカダ・カズチカvs内藤哲也

ケニーvsジェリコの余韻が収まらず、ややフワフワしていたドームを、キッ
チリ自分たちの試合で取り戻したオカダ&内藤。昨年は間違い無く内藤の年
であり、今回は新チャンピオンの誕生を期待したのだが・・・。

もちろん内藤にチャンスは多々あった。
しかし今回は、終盤に↑↑この表情を魅せたオカダが、意地の防衛を果たす。
この顔を魅せつけられたら、もう黙るより他は無い。ドームのメインに相応
しい、すばらしい試合だったが、内藤は無念の惜敗。

状況的にはまさかの結果だったのだが、考えてみれたらコレで良かったのかも。
オカダはもう立派な王者だし、内藤がソレに勝るとも劣らないポテンシャル
秘めているのも公然の事実。コレが新日本の今の2枚看板強力だなぁ・・・。

今年のおみくじは文句無く「大吉」で良いと思う。
ただ、6時間以上の興行はさすがにちょっと疲れるかも(^^;)。来年は1〜2試合
減らしてよい気がします(^^;)。

さぁ、ようやく年越し完了。明日からまた頑張ろう!

2018のイッテンヨンは・・・

新日本プロレス1・4東京ドーム大会、「WRESTLE KINGDOM 12」
前売りチケット販売数が30,000を超え、当日券の出具合によっては久しぶ
りの満員発表が期待されている。確かに今回のカードはなかなか凄く、珍し
捨て試合が殆ど無い(全対戦カードは公式サイトで確認!)。始まる前か
ら、「コレはイケる!」とか思っちゃってるんだけど・・・。
取り敢えず、後ろ3つの結果予想。勝敗に関しては、今回は当たる気が。

▼第7試合 IWGPインターコンチネンタル選手権試合
(王者)棚橋弘至 vs ジェイ・ホワイト(挑戦者)

凱旋帰国(?)の新日純粋培養ガイジンジェイがいきなり戴冠のチャンス。
ジェイのROHでの活躍はファンなら皆が知るところだが、相手は現新日本
象徴である棚橋。本来なら勝てる相手では無いのだが、なんと棚橋負傷明け
ジェイが中邑メモリアル・インタコンチを奪取する!

▼第8試合 ダブルメインイベント:IWGP USヘビー級選手権試合
(王者)ケニー・オメガ vs クリス・ジェリコ(挑戦者) 

NO DQマッチで行われるUSヘビー級戦
とにかくぶったまげたジェリコの参戦、しかも闘うのはケニー試合巧者
ジェリコだが、おそらく現代プロレス“最先端”であるケニーに通用するか
どうかが注目点。いちばん勝敗がどうでもいい試合だが、一応予想するなら
ケニーの勝利

▼第9試合 ダブルメインイベント:IWGPヘビー級選手権試合
(王者)オカダ・カズチカ vs 内藤哲也(挑戦者) 

打って変わって、こちらは本当に結果が重要な試合。
オカダは1年以上ベルトを守った。コレ、実は結構凄いことで、新日本では
なかなか出ない絶対王者の域に達した、ということ。ただ、この1年間での
内藤の活躍は、それらを全て凌駕しちゃってるんだからタチが悪い(^^;)。
流れは間違い無く内藤。というか、内藤が取らないとこの後の展開が・・・。
内藤哲也がIWGP王者になる、と自信を持って予想できる。

・・・そんな感じで。
もしかしたら今年はドームに行っちゃうかもしれない(^^;)。
験担ぎで♪

破壊王子、大日本の頂点に!

週プロモバイルで結果を知り、スカパーオンデマンドですぐに確認。
2017年12月17日、大日本プロレス横浜文化体育館大会において、王者の
鈴木秀樹橋本大地が挑んだBJW世界ストロングヘビー級選手権は、タイ
トル初挑戦橋本大地が見事にシングル初戴冠を達成した。

感心したのは、序盤の粘っこい展開
スタンドでの主導権の取り合いはいわゆるランカシャースタイルキャッチ
・アズ・キャッチ・キャンであり、完全に鈴木の庭。にも関わらず、大地は
この展開にしっかり付き合い、なんと先手を取って魅せたのだから凄い。

中盤以降の打撃戦は、鈴木の切れ味鋭いエルボーを何発も受けながら、豪快
蹴りで応戦。かつて父親が使っていた袈裟切りチョップを繰り出した時に
は、ちょっと涙が出そうになった。

フィニッシュは垂直落下式ライジングDDT
あの鈴木秀樹を朦朧とさせた上で、完璧な3カウントを奪ってみせた。

ZERO-ONEを辞めた時はまぁしょうがない気がしたが、その後に移籍したIGF
を中途半端な形で離れた時は、正直この選手を見離した。しかし、大日本に
移籍した後は同じ選手とは思えないほどの大活躍。そしてこういう結果を出
したワケだから、もう橋本大地というプロレスラーを認めざるを得ない

・・・いや、正直言えば「待っていた」
本人はもちろん考えるところがあると思うが、やはり橋本真也の血は特別。
あともう少し、キャリアと実績を積んでいけば、橋本大地というプロレスラー
を確立出来る、と信じたい。大地は、我々ファンにとっても可愛い息子である。
息子の自立を喜ばない親は居ないのだから。

ガンバレ!そして、大日本ストロング史上、最高の王者になって欲しい。
嬉しいなぁ、本当に。