NEW JAPAN CUP 2020 in the USA Semi Final

#NJC2020


神宮球場大会へ向けて各地で前哨戦が繰り広げられている新日本プロレス
だが、これとは全く別のライン、NEW JAPAN Pro-Wrestling of America
主導で行われているのがNEW JAPAN CUP 2020 in the USA

コロナ禍で米国に“取り残された”選手を起用した無観客のイベント。
参加は総勢8名とちょっと寂しい気がしないでもないが、それでも粒の揃
った感あり。NJCの冠はちょっと重いかもしれない(^^;)けど。

どうやらこのトーナメントの主役はKENTA
KENTAは長い間僕にとって特別なプロレスラーだったが、今はそういう
見方をしていない。おそらく度重なるケガが原因で、以前のような鋭い
試合は残念ながらもう出来ない。とすると、どれだけ「小狡いヒール」
演じられるかがポイントとなる。

トーナメント準決勝、ジェフ・コブと対戦したKENTAは、ローブローから
丸め込みで勝利。このスタイルが板に付いてきた。

観てみたいのは、KENTAとジョン・モクスリーのシングルマッチ。
真っ向勝負なら結果は見えているが、姑息なスタイルのKENTAであれば、
狂犬の隙を突くことが出来るかも。
・・・KENTAにそれを求める日が来るとは思わなかったけど。

Kamala

#ウガンダの大魔神


ちょっと前に入った訃報。
元プロレスラーのジェームズ・ハリス氏が死去。本名だとピンと来ないが、
アフリカの部族ギミックで一世を風靡し、WWEでタイトルにも挑戦した
黒人レスラー、ジャイアント・キマラと言えば通りが良い。
ちなみに米国でのリングネームは「カマラ(Kamala)」。

日本ではモノマネギミックのジャイアント・キマラ2(後に2が外れる^^;)
に存在感で上を行かれ、大人気とはならなかったが、テレビ東京「世界の
プロレス」をリアルタイムで観ていた我々世代にとっては「最後の怪奇派」。
糖尿病の合併症で両足を切断し、闘病中に新型コロナに感染、残念ながら
力尽きた。享年70。

訃報に際し、カマラの映像を探したところ、こんなステキな試合を発見。
この頃から日本マット界はほぼ怪奇派のレスラーを必要としなくなってい
たのだが、馬場の復帰戦で対角に立つ3人は本当に画になった
失礼を承知で言えば、リング上6人のうち4人が怪奇派。こういう見世物
小屋的なワクワク感、今のリングにもっとあっても良いと思う。

謹んでご冥福をお祈りいたします。
あちらの世界では、誰がマネージャーに付いてるのかなぁ・・・。

SUMMER STRUGGLE 2020 Day4

#njsst #NEVER


サマー・ストラグル後楽園ホール4連戦4日目キャパの半分とは言え、
有観客のホールはやはり気持ちが良い。声が出せればもっといいのだが。

全く興味の沸かないNEVER無差別級6人タッグ選手権王座決定トーナメ
ントの決勝戦が組まれている日。ただ初日にも書いた通り、この4連戦
は昔の地方興行感に溢れており、リラックスして観られる。今日も過度
な期待はしていなかったのだが・・・。

そのメイン、CHAOS同士決勝戦がなかなかの好試合になったのに驚く。
そして試合を引っ張ったのは、いちばんキャリアが薄く、いちばん軽量
SHO。ヘビー級の3人の技を真っ向から受けた上に、パワーで上回って
しまうシーンを幾つも作った。正直、もうSHOはジュニアで括っている
場合では無い。G1に出場すべきだと思う。

結果は予想通り、後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI組が勝利。
YOSHI-HASHIはこれがタイトル初戴冠であり、それが感動を呼んだ・・・
という構成になっていたが、ハッキリ言って苦笑しか出てこなかった。

YOSHI-HASHIがここまでブレイクしなかったのは、しっかり理由があ
る筈。長いタメを作りながら、最初に取ったタイトルがNEVER、それ
も6人タッグ。コレは感動巨編ではなく、単なる足踏みだと思う。

早急にもう一段階上のタイトルを。
せめてIWGPタッグNEVERシングルを取らないと!

SUMMER STRUGGLE 2020 Day3

#njsst #NEVER


サマー・ストラグル後楽園ホール4連戦3日目
NEVER無差別級6人タッグ選手権王座決定トーナメント準決勝2試合
実を言うと、今日がいちばん惹きの弱い日なような・・・。

昨夜紆余曲折がありながらも勝利を収めたゴールデンエースwithワト
セミファイナルでオカダ組が勝ち上がったため、ココはやっぱりGAW
の勝利が期待された。飯伏・棚橋とオカダの絡みも久々だし、SHO
ワトの遭遇も楽しみ。流れから観てもそうなると思ったのだが・・・。

YOSHI-HASHIが空気を読まず(^^;)、ワトをフォール。
これで明日はCHAOS対決が決勝となったワケだが、まぁこの決勝には
なんの魅力も無い(^^;)。オカダがNEVERのベルトを巻く、というのは
ある種プレミアだが、彼にとってはきっと要らないベルト。となると、
結果はおおよそで見えてしまうのだけど・・・。

注目は明日のセミ以下のカードがどうなるか?な気がしてきた(^^;)。
取り敢えず明日はリラックスして確認!

SUMMER STRUGGLE 2020 Day2

#njsst #NEVER


サマー・ストラグル後楽園ホール4連戦2日目
NEVER無差別級6人タッグ選手権王座決定トーナメントの一回戦が今日
も2試合行われたのだが、そこにどうしても注目せざるを得ない試合が。

空中分解寸前元IWGPタッグ王者チームゴールデンエース」。
やたらコンディションが悪い(ように見える)棚橋弘至に、飯伏幸太
三行半を叩き付けるかどうかが最大の焦点。パートナーには凱旋帰国の
マスター・ワトが付き、ある意味ドリームトリオなのだが・・・。
・・・やっぱり棚橋がボロボロ。しかし、あの棚橋がコロナによる長〜い
ブランクを無駄にするような男とも思えない、というのが本音。ここは
飯伏とのタッグに展開を付けるため、棚橋が仕組んだストーリーである
と信じたい。全くいいところが無いままだが、試合には勝ったワケだし。

そして今日の試合を観てもっと深刻だ、と思ったのが真壁存在感の
薄さ。いつの間にか完全にメインストリームから外された上に、タイ
トル戦線に食い込もうという気概が全く感じられない。これで良いの
かなぁ・・・。

ということで、準決勝進出棚橋組後藤組。優勝予想は変わらずに
L.I.Jだけど、個人的には棚橋に取って欲しいなぁ・・・。