2020・G1-30 at 北海きたえーる vol.2(04/19)

#G1 #北海きたえーる(2)


『G1 CLIMAX 30』、本日も札幌北海きたえーる大会。
もし僕が札幌に住んでいたとて、初日・2日目のどちらかしか観戦に行けない
としたら、間違い無く初日を選ぶ(^^;)。今日の勝敗予想全部ハズレていれ
ば、ある意味で成功なのだけど・・・。


[本日の公式戦結果・Bブロック] ※左側が勝利予想選手


×SANADA<2敗>【GTR】<1勝1敗>後藤洋央紀
×棚橋弘至<2敗>【Uragasumi】<2勝>矢野通
×KENTA<1勝1敗>【Pulp Friction】<2勝>ジュース・ロビンソン
EVIL<1勝1敗>【Evil】<2敗>YOSHI-HASHI×
×ザック・セイバーJr.<1勝1敗>【Destino】<2勝>内藤哲也


[本日のピックアップ]


昨日とは逆に、どれをピックアップするかは全部観てから考えよう、と思って
いたのだが、残念ながらメイン以外に取り上げるべき試合が無かった(^^;)。

内藤哲也vsザック・セイバーJr.
ザックのスタイルがやや苦手と思われている内藤、片やザックは前IWGP王者
のEVILを下して勢いに乗っている状況。今回はザックに分がある、と思って
観ていたところ・・・。

ザックのヨーロピアンスタイルキャッチレスリングに、日本流の関節技
メキシコのジャベを駆使して堂々と渡り合う内藤。首筋への一点集中攻撃な
ど、場面によってはグラウンドでザックの上を行ったのだから立派。

ザックも「芸術」としか言い様の無い卍固めで逆襲し、残り時間2分まで粘
ったのだが、最後の最後で内藤のデスティーノがズバリ。王者の貫禄を見せ
つけ、リーグ戦2連勝を飾った。

Bブロックはもう波乱とか起こらなくていい気がする(^^;)。
今日の勝敗予想は悉くハズレたが、いちばんハズレて欲しかったセミのみ
的中。YOSHI-HASHIはこのままだと来年のG1も外されるぞ・・・。


[本日までの星取表]


2020・G1-30 at 北海きたえーる vol.1(03/19)

#G1 #北海きたえーる(1)


『G1 CLIMAX 30』、本日は札幌北海きたえーる大会。こちらも2連戦の初日。
今回のG1、カードが発表された段階で、最注目に値する大会、と僕が判断し
たのが今日。公式戦全5試合、ただの一つも捨て試合が無い上、今後の新日本
を展望する上で重要な試合2つも組まれているのだら!


[本日の公式戦結果・Aブロック] ※左側が勝利予想選手


×鷹木信悟<2敗>【Tour of The Island】<1勝1敗>ジェフ・コブ
×高橋裕二郎<1敗>【Cobra Cratch】<1勝1敗>オカダ・カズチカ
タイチ<2勝>【Black Mephisto】<1勝1敗>鈴木みのる×
ウィル・オスプレイ<2勝>【Storm Breaker】<2敗>石井智宏×
ジェイ・ホワイト<2勝>【Bladerunner】<1勝1敗>飯伏幸太○


[本日のピックアップ]


メインも重要だけど、今日のピックアップは観る前からほぼ決めていた
休憩明け・第四試合に組まれた、タイチvs鈴木みのる。どうしてこんな重要な
カードが4つめなのか、理解に苦しんだのだが・・・。

ロートル扱いを受け、昨年のG1からエントリーを外された鈴木だが、NEVER
王座を奪うなどして戦線に復活第三世代や真壁は爪の垢を煎じて飲んだ方が
いいと思う。

「鈴木軍」を名乗りながら、今現在この軍団のリーダーは間違いなくタイチ
ある意味でコツコツと今の地位を作り上げたタイチはその立場を渡したくない
し、鈴木も子分に頭を越されるのは死んでも嫌な筈。両者の意地正面衝突
る、ゴツゴツした怖い試合となった。

試合を制したのはタイチ
それもゴッチ式パイルドライバーを切り返し、ブラックメフィストを決めた上
での完璧な勝利。良い意味でも悪い意味でも、鈴木軍はコレで一区切りがつく。

・・・そして本日はウィル・オスプレイにも驚愕。次の次あたりの東京ドームで
メインを張るのは、オスプレイを於いて他に無い、とすら思った。今年のG1、
Aブロックとんでもない結果になるかも・・・。


[本日までの星取表]


2020・G1-30 at エディオンアリーナ大阪 vol.2(02/19)

#G1 #大阪府立体育館(2)


『G1 CLIMAX 30』、大阪大会は開幕2連戦。今日はBブロック5試合が行わ
れたのだが、昨日に比較すると若干カードが弱いような気がしないでもない。
・・・言っちゃあなんだけど、消化試合と思われるモノが2つ(^^;)。まぁ、ハッ
キリどれ、とは言わないけど。


[本日の公式戦結果・Bブロック] ※左側が勝利予想選手


ジュース・ロビンソン<1勝>【Pulp Friction】<1敗>YOSHI-HASHI×
矢野通<1勝>【Ringout】<1敗>SANADA×
KENTA<1勝>【Game Over】<1敗>後藤洋央紀×
×EVIL<1敗>【Europium Cratch】<1勝>ザック・セイバーJr.
内藤哲也<1勝>【Destino】<1敗>棚橋弘至×


[本日のピックアップ]


2日目も好勝負連発のG1。今日は出来るだけメイン以外からピックアップしよ
うと思ってたのだけど、そういうワケには行かなかった。

内藤哲也vs棚橋弘至
タナを「特別な存在」に置いている僕としては、相手が誰であろうと棚橋の負
けるところを観たくない、というのが本音。体つきは相変わらず見事だけど、
実力・説得力飯伏・内藤といった後輩たちが既に上を行っているのだから、
それもしょうがない。

今日の棚橋からも、残念ながら「勝てそう」なオーラを感じなかった。代わり
に最近の棚橋から感じる「悲壮感」が如実に出る展開。悲壮感を醸し出したと
しても、勝てば全てがチャラになるのだが、結果を言うと今日も棚橋は負けた

・・・が、今日はそんな棚橋が初めて魅力的に見えた。やっていることはキャリ
ア相応に老獪なのだが、雰囲気がまるで新人選手のよう。その所為か、いつも
よりこちらの感情移入が激しく、最後まで本気で応援してしまった。

勝利した内藤、試合後のコメントまで余裕。二冠王だから当然なのだけど、
今後に足を引っ張られそうな選手が多々居るのがポイント。逆に棚橋はココ
開き直ることが出来れば、残り全勝という可能性も大いにある。
ダメだとは思うけど、それでも期待したい・・・。それが100年に1人の逸材の
真骨頂のような気がする。次も負けたら、もう諦めるけど(^^;)。


[本日までの星取表]


2020・G1-30 at エディオンアリーナ大阪 vol.1(01/19)

#G1 #大阪府立体育館(1)


今年は9月開催となった新日本プロレス『G1 CLIMAX 30』
文字通り30回目の記念大会なのだけど、第1回を生で観ている僕からすると
さすがに年齢を意識せざるを得ない(^^;)。あと何回観られるかなぁ・・・。

そして今年はコロナ禍によるボリューム縮小版で、基本的にはA・B両ブロック
公式戦”のみ”と、アンダーカード数試合が交互に行われる日程。カンタンに
言うと、Aブロックの選手が試合をしている日はBブロックの選手は休める、と
いう、結果的にコンディションに配慮したスケジューリングになっている。


[本日の公式戦結果・Aブロック] ※左側が勝利予想選手


ウィル・オスプレイ<1勝>【Storm Breaker】<1敗>高橋裕二郎×
タイチ<1勝>【Black Mephisto】<1敗>ジェフ・コブ×
鈴木みのる<1勝>【Gotch Style Pile Driver】<1敗>石井智宏×
×鷹木信悟<1敗>【Bladerunner】<1勝>ジェイ・ホワイト
飯伏幸太<1勝>【Kamigoe】<1敗>オカダ・カズチカ×


[本日のピックアップ]


最初に言わなければならないのは、今回のG1開幕戦は近年稀に見る当たり回
全試合ピックアップすべき大会なのだが、敢えて選ばなければならないのであ
るのなら、新日本のメインを張るに相応しい2人の試合をチョイスせざるを得ず。

飯伏幸太vsオカダ・カズチカ
今年の1.4ドームのメインイベントのカードが、G1開幕戦で実現。2人とも身体
をしっかり作った状態。特に飯伏の見た目がヤバイくらい研ぎ澄まされている。

試合の主導権は終始オカダが握っていた。オカダ・カズチカ、実はかなりオー
ルドスクールであり、派手な技を殆ど使わないまま試合を組み立て、それでい
て観客を唸らせることが出来るようになっている。かつての棚橋をアップグレ
ードしたかのようなスタイルは、新日本のトップに相応しいと思う。


だが、今回は飯伏がそれにしっかり対応アバンギャルドだった飯伏なのに、
今日の試合は緩急の付け方が抜群。オカダの変形コブラクラッチを再三喰らい
ながら、しっかりカミゴエまで持って行った。


飯伏、大一番を見事に突破。
これで優勝に近づいた気もするが、おそらくAブロックの台風の目は、見事な
ヘビー級の体格に変貌し、裕二郎に完勝したウィル・オスプレイな気がする。
10/5の高松び注目!


[本日までの星取表]


G1 CLIMAX 30・出場選手/ブロック決定!

#G1 CLIMAX 30


新日本プロレスの仙台大会にて「G1 CLIMAX 30」全出場選手、そして
ブロック分けが発表された。詳しくは↓↓以下のVTRを参照。

主立った海外組が待望の再来日。とはいってもこのご時世なので、全員が
ちゃんと来日出来るかどうかは定かでは無いが、サイアク来れなかったと
してもバックアップがたくさん居るのが今の新日本の凄いところ。
一応、各ブロックの出場選手を整理。今年も各ブロック10名ずつの出場。

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【Aブロック】

飯伏幸太 [ゴールデン☆スター]
※4年連続 6回目の出場/2019年優勝

ジェフ・コブ [ミスター・アスレチック]
※2年連続 2回目の出場

オカダ・カズチカ [レインメーカー] [CHAOS]
※9年連続 9回目の出場/2012年、2014年優勝

石井智宏 [STONE PITBULL]  [CHAOS]
※8年連続 8回目の出場 (NEVER6人タッグ王者)

ウィル・オスプレイ [The Assassin]  [CHAOS]
※2年連続 2回目の出場

鷹木信悟 [THE DRAGON]  [L.I.J]
※2年連続 2回目の出場

鈴木みのる [世界一性格の悪い男]  [鈴木軍]
※2年ぶり 9回目の出場 (NEVER無差別級王者) 

タイチ [愛を捨てた聖帝] [鈴木軍]
※2年連続 2回目の出場 (IWGPタッグ王者)

ジェイ・ホワイト [SWITCHBLADE] [BULLET CLUB]
※3年連続3回目の出場

高橋裕二郎 [THE TOKYO PIMPS] [BULLET CLUB]
※5年ぶり 7回目の出場

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Aブロックのキーマンは間違いなく鈴木みのるになると思われる。
鈴木絡みで考えれば、誰とやっても刺激的な試合になりそうだが、特に
ポジションを上げた同門・タイチとの対戦は注目。実際に突破するのは、
オカダ・飯伏・ジェイの中から誰かが行く、と予想。
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【Bブロック】

棚橋弘至 [100年に一人の逸材]
※19年連続 19回目の出場/2007年、2015年、2018年優勝

ジュース・ロビンソン [The Flamboyant]
※4年連続 4回目の出場

後藤洋央紀 [混沌の荒武者] [CHAOS]
※13年連続 13回目の出場/2008年優勝 (NEVER6人タッグ王者)

矢野通 [敏腕プロデューサー] [CHAOS]
※14年連続 15回目の出場 (KOPW2020保持者)

YOSHI-HASHI [HEAD HUNTER] [CHAOS]
※2年ぶり 4回目の出場 (NEVER6人タッグ王者)

内藤哲也 [制御不能なカリスマ]  [L.I.J]
※11年連続 11回目の出場/2013年、2017年優勝 (IWGP二冠王者) 

SANADA [Cold Skull]  [L.I.J]
※5年連続 5回目の出場

ザック・セイバーJr. [英国の若き匠]  [鈴木軍]
※4年連続 4回目の出場 (IWGPタッグ王者)

KENTA [Go 2 Sleep] [BULLET CLUB]
※2年連続 2回目の出場 (NEW JAPAN CUP USA 2020 優勝)

EVIL [King  of Darkness] [BULLET CLUB]
※5年連続 5回目の出場 (NEW JAPAN CUP 2020 優勝)

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Bブロックの本命はやはり内藤、ということになりそうだが、残念ながら
今回はIWGP王者のため、無理に優勝する流れを取らない気配。そうなる
と結構ダンゴな展開になりそうなのだが、今回僕はSANADAを推す。
気持ち的には棚橋なんだけど、さすがに・・・。
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残念なのは昨年台風の目となったAEW王者、ジョン・モクスリーの参加が
叶わなかったこと。あとはジュニアで大活躍した高橋ヒロムや、今が飛躍
の時期であるSHOの参戦が無いのも痛い。海外組の不参加をなんとなく願
ってしまっているのだけど(^^;)。