13 Reasons Why

Netflix独占配信のUSドラマ「13の理由」を見始めてしまった。
いわゆる「イジメ」がテーマの重たい話。USドラマでこの手の題材、とい
うのは、非常に珍しいのだが・・・。

自殺した少女語り部。正確に言えば、彼女が死ぬ前に録音した7本のカセ
ットテープの内容に沿って物語が進む。遺書を残さなかった彼女の自殺には
13の理由があり、それが毎回淡々と明らかになっていく・・・というお話。

現状、シーズン1の6話まで観ているのだが、もう正直辛い(^^;)。
ドラマとはいえ、あからさまなくらい非道いことが次々に起こる。そして、
コレはあり得ない話ではない、などと考えると、本当に・・・。

・・・誰かを幸せにするタイプのドラマでは決して無い。だから決してオスス
メは出来ないし、このドラマについて語ろうとも思わない。にもかかわらず、
引き込まれてしまうのは何故なんだろうなぁ・・・。

Netflixオリジナルって本当に凄い。
ありとあらゆるジャンルのオリジナル作品が出てくるんだろうなぁ、今後も。

DESIGNATED SURVIVOR

NETFLIX独占配信のUSドラマ「サバイバー: 宿命の大統領」にちょっとハマ
っている。主演はキーファー・サザーランドで、演じるのはアメリカ合衆国
大統領。それも、議事堂爆破というテロが勃発し、指定生存者として仕方な
く大統領となった下っ端の閣僚、という役柄。

雰囲気的にはあの名作「24」にそっくり。
特にシーズン1は事件直後にジリジリと明らかになっていく真相が凄まじく、
全く目の離せない展開。キーファー、今回は最前線で身体を張る役では無い
が、その熱苦しい男らしさは健在。アメリカらしい愛国心に溢れた、すばら
しいプログラムである、と言っておく。

いわゆる「独占配信」とされるドラマの質に於いては、Amazonプライム
NETFLIXが双璧。洋ドラだけに絞るのなら、NETFLIXがぶっちぎりでトップ
を走っているかも。huluはもっと頑張った方がいいな、コレは(^^;)。

THE MENTALIST

Amazonプライムビデオにて米USドラマ「メンタリスト」を今さらながら。
シーズン7完結しており、Amazonでは全シーズンを配信。こないだまで
Prime扱いだった「ホワイトカラー」が突然有料になったりしたから、今の
うちに観とくべし、ということで。

詐欺師(オマケにインチキ霊能者^^;)のパトリック・ジェーンが、カリ
フォルニア州捜査局(CBI)のコンサルタントに就任、諸々の事件を解決し
ていく物語。ジェーンの目的は自らの妻子を殺した宿敵、レッド・ジョン
追い詰めること。基本一話完結の構成だが、全般にレッド・ジョン案件の要
素が組み込まれているため、長編ドラマの趣ももちろんある。

アメリカでのオンエア時は「24」「LOST」よりも視聴率を取ったらしい
のだが、それも納得の内容。ジェーンを演じるサイモン・ベイカーと相棒の
CBI捜査官・リズボンを演じるロビン・タニー名コンビぶりがすばらしく、
人間ドラマレベルの高いミステリーが見事に融合しているのが凄い。

現在シーズン5中盤まで視聴中。そろそろレッド・ジョン問題もカタが付き
そうな気配だから、このまま一気に観る!

助かるなぁ、Amazonプライムって。

スマッシュヒット!「海月姫」

として瀕死状態(^^;)のフジテレビ・月9
とにかく殆どの番組が過去最低視聴率を更新しまくりで、もしかしたらこの
枠でドラマの放送が無くなるかも、なんて噂も。今クールのドラマも発表さ
れた段階では全く興味が沸かず、これは最低記録更新か、と思っていたら・・・。

「海月姫」が、途中からやたら面白かった♪
原作は東村アキコの同名漫画で、講談社漫画賞少女部門受賞作。ただ、内容
的にはかなり読者層を選ぶ感があり、コレをあの月9に持ち込むのはかなりの
冒険だった、と思う。月9がこんな状態でなければ、おそらく承認されなかっ
た配置かと。

主演の朝ドラ女優・芳根京子がすっごく頑張った。
彼女本来のスペックはかなり高めなのは間違い無いが、よくもまぁこんなに
華の無い役を受けたなぁ、と。最終的に三つ編みメガネが愛おしいくらいに
なっちゃったのだから、この女優の才能はホンモノ。すばらしいと思います。

そして、男のクセに驚異的な美麗さを誇った瀬戸康史
時折「女装」を忘れるくらいカワイイ、ってのは、逆に問題かも(^^;)。
今後、この手の役しか来なくなる可能性もある気がします。とにかく拍手!

数字は振るわなかったらしいけど、月9史上最低は回避(注)。ただし巷の
評判は全然悪く無く、10%取れなかったのが不思議なくらい。こういうドラ
マで
数字が取れるのがいちばん良いんだけどなぁ、本当は。

(注)実は回避出来てない可能性あり!

BG -身辺警護人-

今クールのドラマ、今週・来週あたりで最終回の時期
1月クールは駄作が多い、というまことしやかな定説がありながら、珍しく
今回は3本以上ハマったドラマが。まずは今日最終回を迎えた↓↓コレ。

テレ朝木9「BG -身辺警護人-」
ここ最近は何をやってもバッシングされる木村拓哉が、ワケありのボディガ
ードを演じたドラマ。他の出演者も何気に豪華で、今クールのどのドラマよ
りも予算を投じた感あり。そういうのも叩かれるネタになるワケだが(^^;)。

しかし、個人的には単純に面白かった
ちょっと前まで「あって普通」だったキムタク主演ドラマ激減した所為か、
久々に観ると非常に新鮮。脚本も「ザ・木村拓哉ドラマ」のステレオタイプ
だし、台詞回し等の演出もキムタクがいちばん生きる設定。関係各位が解り
きった上で制作されたドラマだった気がする。

思うに、僕らの年代が知らぬ間に求めているのが木村拓哉なのではないか?
それが証拠に、緊迫感溢れるドラマなのにも関わらず、安定感は抜群。初回
から最終回まで安心して観れたし、キムタクワールドが本当に心地よかった。

テレ朝がこういうドラマを持ってきた、というのが非常に意外。
次のクールのこの枠のドラマもちょっと面白そうだし、もしかしたら注目の
になるかもしれない。

最後に突然登場した矢沢永吉先生に敬礼!
考えてみたらすっごいことなのに、キムタクのドラマだと違和感が殆ど無い、
という事実。やっぱり凄いモノ持ってるんだな、木村拓哉って。