ロックリバーへ

・・・まさか貴様、名前をスターリングとか言わないよな??
と、やや憤るくらい羨ましいおじさんがアメリカ・オハイオ州に存在。

成獣「凶暴」とすらされるあのアライグマの子どもに、妙に懐かれ
ている様が羨ましいったらありゃしない(^^;)。どうやらこの人とこの
子たちは初対面らしい。野生なのにねぇ・・・。

そういえば先週、実家付近で大きな猫か、そういう動物の後ろ姿
をちょっと見た。母親は「アライグマじゃね?」と軽く言っていた。
野生でなくて、野生化したアライグマはやっぱり怖いとか(^^;)。
・・・それでも、動物園以外で正面から見てみたいなぁ、アライグマ。

HYDRANGEA

少し夏を先取りした感こそあるものの、今はまだ梅雨
この季節になるとそこらじゅうで咲く、紫陽花が結構好きだったりする。
なんといっても僕の誕生花だし、どんな花と比べても気取ったところが
まるで無い。その上、きっちり個性的で美しいのだから、ある意味とて
「強い」

多くの人に期待されなくてもいいけど、毎年この季節を楽しみにしてる
人が確実に数人は居る。願わくば、僕も紫陽花のように生きたい、と思
う今日この頃。

ともかく明日から一週間、生きるぞ!

コレはいったい?

日テレ日曜深夜のトーク番組「ニケツ」ケンコバがコメントしてた動画。
空手の試合中、何故だか解らないけど突然ぶち切れた主審が、瞬く間に
試合してた両者をKO、止めに入った副審の一人もぶっ飛ばす、という衝撃
の展開(^^;)。

・・・ただ、カメラマンの位置とかちょっとオカしいんだよなぁ(^^;)。
おそらく公式な大会ではなく、何かの番組(?)の撮影だと思うんだけど、
コレのドコを使うのか?と考えると謎。

本当の試合だとしたら、この主審相当問題あると思うけど(^^;)。

ドクター・デスの遺産

▼ドクター・デスの遺産 / 中山七里(Kindle版)

中山七里作品を続けて。
刑事・犬養隼人シリーズの新作だが、今回のテーマがあまりに「重い」
「安楽死」の是非・・・。問題作と言って良いかもしれない。

警視庁に入った「悪いお医者さんがうちに来てお父さんを殺した」という
少年からの通報。それをイタズラの類で無い、と直感的に悟った捜査一課
高千穂明日香は、上司の犬養隼人を伴って状況確認へ。少年の父親の通
夜が行われていた現場で関係者に事情を聴くと、日本では未だ認められて
いない「安楽死」を請け負う医師「ドクター・デス」の存在が浮上。そし
第二・第三の事件が起きて・・・といった内容。

中山作品はおおよそ瞬殺で読んでしまうのだが、今回は少しキツかった
どうも僕は「安楽死」全面肯定しているらしく、快楽連続殺人犯として
ドクター・デスを追い詰めようとする警視庁に全く共感できない。
僕の場合、死にたいときに死ぬために、誰かに依頼をかけたい時があると
思う。それをサポートしてくれる存在の何が悪いのか? 読後にも改めて
そう思った。

読み終わってから気付いたのだが、この作品はミステリーとして非常に
というべき作品。何が稀なのかと言うと、大きな意味での「被害者」と言
うべき者が一切存在しない。こういう仕上げ方もアリなのか、と感嘆した。

もちろん、中山七里の代名詞である「どんでん返し」もキッチリあるのだ
が、氏の作品をこれだけ読んでいるとさすがに読めるようになって来ちゃ
ったのかも(^^;)。真犯人は、珍しく最初に思った通りの人でした・・・。

・・・これは、オススメしていいのかどうか、正直解らない
しかし、入魂の力作であることは絶対に間違いないと思う。読中に辛い思
いをする人も多々居ると思うけど、覚悟が出来る人はぜひ。

birth:Re:verse

TBS金曜ドラマ「リバース」最終回
藤原竜也を始め、戸田恵梨香市原隼人三浦貴大玉森裕太小池徹平
門脇麦、そして武田鉄矢という一分の隙も無いキャスト。毎回が緊迫感に
溢れた、凄いドラマだった。

湊かなえ原作2年ちょっと前に読んでいたのだけど、それに基づいて
言うのなら、実は“先週で終わっていた”筈。湊作品の中でも1・2を争う
後味の悪さ・・・決して悪口では無いので念のため・・・を醸し出していた作品
を、後日談を付けることで良質な人間ドラマに変化させる、という見事す
ぎる飛び道具。これは脚本チームが凄かった、ということだと思う。

ラストに至る件では、久々にさめざめと泣いた
まさかあの「リバース」を青春群像劇として観ることになるとは、正直
夢にも思わなかった。

映像化された湊かなえ作品としては、これまでで一番の傑作、と思う。
このドラマ、近いうちにどこかで一気に見返すことになる気がする。

ちなみに、最終回は同じく湊作品「夜行観覧車」「Nのために」のキャス
トがカメオ出演。こういうところも凄く粋。また鳴瀬の台詞がいいんだよ
なぁ、本当に。

そして!
次クールの金曜ドラマは「ハロー張りネズミ」。個人的に待望の連ドラ化
楽しみだ、瑛太ゴローちゃん・・・。