#因縁の対決
『GODZILLA vs. KONG(ゴジラ vs コング)』が5月14日に劇場公開。
古くからの特撮好きとしては、この映画に注目せざるを得ない。
昭和と平成の二つの時代、数多くのゴジラ作品が製作されたワケだが、
vsモノと呼ばれる作品では驚異の勝率を誇っていたゴジラ。70年近く
続くゴジラの歴史の中で、明確な敗北はモスラに喫した一敗のみ。
その後は連勝街道を驀進するゴジラだが、実は屈辱の引き分けに持ち
込まれてしまった相手も。そう、それがキングコングである。
何が屈辱なのかというと、1962年に公開された映画のタイトルは
「キングコングvsゴジラ」。ハリウッドからキングコングの使用権を融
通してもらった、という弱みがあった所為か、ゴジラ作品で唯一ファー
ストコールを奪われている。実力では確実に上回るゴジラが、政治的な
理由で中途半端な大猿ごときと引き分けねばならなかったのは、長い間
僕の心にトラウマとして残っていた。
59年経過し、立場は思いっきり逆転しているが、今度のゴジラはヒール。
そして、ハリウッド製作。これらを考慮すると、もしかしたらコングご
ときに負ける可能性すらある。
応援せねば!!
僕らのゴジラは、絶対に負けてはいけないのだから。
・・・ということで、ココにレビュー書くまで絶対にネタバレ禁止でお願い
いたします!