Road to TOKYO DOME

新日本プロレス年内最後の興行となる「Road to TOKYO DOME」
2連戦の後楽園ホール大会をNJPW WORLDでチェックした。その名称通り、
1.4東京ドーム大会への最後の煽り。

個人的に気になっているのがエース・棚橋弘至の調子の悪さ。
インターコンチネンタル選手権を闘う内藤に比べ、圧倒的に覇気の足りない
状況。メインストリームに棚橋の居ない新日本はどこか物足りない感がある
ので、なんとか「神ってる」内藤を攻略して欲しいのだけど・・・。

そして、凱旋帰国の高橋ヒロムが大化け。
新人時代から見ている選手だが、遠征前は正直愚直さと根性だけが取り柄の、
出世出来そうに無い選手だと思っていたが、どうやらその考えは引っ込める
必要があるかも。何よりもこの不貞不貞しい表情。何かやってくれそう。

今年の1.4、おそらくNJPW WORLDでの観戦になると思う。中邑AJも居な
い新日本が、どれだけの観客を集められるか要注目。そしてタイガーマスクW
として試合をするあの選手・・・。そろそろ戻って来てもいい頃合い。そちらに
も期待!

205 Live!

WWE Networkにて新番組配信中。
タイトルは「205 LIVE」“205″とは、クルーザー級リミット205ポンド
のことで、好評だったCWC(CRUISER WEIGHT CLASSIC)の後を受けて
始まった“軽量級”に特化した新番組。

基本的にWWEクルーザー級王座を巡った闘いが中心になるのだが、RAW
SmackDownにも出場する選手が登場するのがポイント。この番組の為
ドラゴンゲートから戸澤陽CMLLからマスカラ・ドラダがWWEへ移籍。
飯伏幸太がもしWWEの契約書にサインしていたら、この番組のエースに
なっていたハズ。

現在3回までオンエアされているが、今のところの主役はリッチ・スワン
ブライアン・ケンドリック。今後ここにTJP戸澤がどう絡んで来るの
か、期待して配信を待とうと思う。

しかし、WWEの懐は深いなぁ・・・。
NJPW Worldより、WWENの方が視聴頻度高いんだよな、実際のところ。

ぶらり路上プロレス

どうしたんだAmazonプライムビデオ!
「有田と週刊プロレスと」に続き、またもやプロレス番組の配信が開始。
タイトル「ぶらり路上プロレス」HRASHIMA・飯伏幸太といったDDT系
のプロレスラーが博多大吉先生と共に日本各地のぶらぶらする、とい
旅番組なのだが、その行程で必ずプロレスが行われる。それも路上で。
しかもとんでもない路上で(^^;)。

さすがに路上プロレス慣れしてるだけあり、DDT勢のファイト(?)は
ハチャメチャながらもツボを突いたすばらしい展開。ただ、今回のロケ地
として設定されているのは神田明神。爆笑しながらもいろんなことを心配
してしまう僕が居るのだが(^^;)。

初回配信は#1・#2の2本(神田明神篇)。
来週配信の予告でぶったまげた。なんと、上野・アメ横のど真ん中で路上
をやっちゃうらしい。マジでヤバいんじゃねぇか、コレ(^^;)。

そしてシーズン1は何話予定なのか? 東京以外のどこでロケするのか?
寒くないのか? など、心配は尽きないのだが、「有田」と共にコレも毎週
チェックするつもり。Amazonプライムビデオ万歳♪

有田と週刊プロレスと

Amazonプライムビデオで恐ろしい番組が配信開始された。
タイトル「有田と週刊プロレスと」。芸能界でも屈指のプロレス好きとして
知られるくりーむしちゅー有田哲平が、ランダムに選ばれる過去の週プロ
をネタにゲスト相手にトークを展開する、という内容。アシスタントは小橋
ファンとして知られる元AKBの倉持明日香。1回目のゲストはピース綾部

有田が“筋金入り”というのは、プロレスファンであれば皆知っている事実。
さすがに「プロレスを語る」資格は充分にあり、トークがとにかく解りやす
くて面白い。プロレスのことを一切知らない綾部が、ちょっとプロレス好き
になっちゃいそうなのだから凄い。加えて倉持も決して出しゃばらず、知っ
たかぶりを一切していない。コレは凄いプログラムになる、と初見で思った。

この番組がいったい何週続くのか、皆目見当が付かないのだが、有田の情熱
があるのなら半永久的に続けることも可能。毎週木曜配信。いやもう、早く
木曜来ないかな、マジで。

GOLDBERG

WWEの4大PPVの一画「SURVIVOR SERIES」
サバイバーシリーズルールの試合を押しのけ、メインで行われた試合は、
“MEGA MATCH”と銘打たれているものの、ただのシングルマッチ。タイ
トルマッチですらない。カードは・・・。

ゴールドバーグvsブロック・レズナー
確認しておくが、このPPVが行われたのは2016年11月14日。以前の両者の
対戦は2004年3月レッスルマニア20であり、この試合ではゴールドバーグ
が勝利している。そしてこの試合を最後にゴールドバーグはリングを離れて
おり、レズナーから見れば12年越しのリベンジマッチ。つまり、とんでもない
シングルマッチということになる。





ゴールドバーグ全盛期全く同じ入場
テーマ曲のヒットと同時に控室を飛び出し、入場ゲート直前までをENGが追い
かける。アリーナのカメラに切り替わったところで低音花火。落ち着くと煙を
吐きだだしながら通路に姿を見せるゴールドバーグ。パンチ・キックのシャド
ーに併せパイロ。WCW時代から普遍の、ゴールドバーグ最高峰のパフォーマ
ンスである。

正直、ゴールドバーグの入場だけでもうお腹いっぱいだったのだが、試合が
更に凄かった。ハッキリ言えばゴールドバーグの「秒殺」。あのレズナーに
なぁんにもさせず、スピア2発からのジャックハマーであっさりとフォールを
奪ってしまった。

日本なら大ブーイングの状況だが、WWEユニバース“強すぎるゴールドバーグ”
を支持。さすがの僕もこの状況を魅せられたらグウの音も出ない。90年代後半
タイムスリップしたかのような気分になった。

いやぁ、ただただ凄い。ああいうカリスマを持っている選手は、やはり何年経
ってもカリスマのママなんだろうなぁ、きっと。
「Who’s Next?」はきっとある。レズナーもこのままでは終われない筈なので。