Road to THE NEW BEGINNING

新日本プロレス「Road to THE NEW BEGINNING」後楽園ホール大会を
NJPW Worldにてタイムシフト観戦。

中邑真輔ラストマッチは思った以上にウェット
試合後、オカダ・カズチカと放送席のミラノコレクションATは号泣した。
もしあの場に居たら、きっと僕もきっと流されたような気がする。

新日本での中邑はコレで終了。
ただし、プロレスラー・中邑真輔はまだ終わらない、と信じる。
だって、一番凄いのはプロレスなんだから。

Yeaoh!

WWE Network,Now arrival!

米国でのスタートから話題騒然だったWWEネットワークが、
1月5日より日本でもサービスイン。いわゆる有料映像配信サービスで、
売りは1年間の全PPVが追加料金無しで視聴可能なこと。

もちろんレッスルマニアロイヤルランブルライブで楽しめるのだが、
個人的に興味があるのは、4,000時間にも及ぶ過去の試合のライブラリ。
この中には旧ECWWCWのコンテンツも含まれており、往年の名選手
の試合がオンデマンドで観られる、というのはかなり魅力。

新日本のNJPWワールドはコレを模したサービスだが、やっぱりコンテ
ンツの充実度はWWENの方が上。そして、おそらく数ヶ月のうちにNXT
に登場する中邑真輔を観るには、事実上これに入るしか無い。

月額$9.99。安いよな、やっぱり。
中邑がNXTに出る頃には、きっとヒデオ・イタミも復帰しているかと。
タイミングを見計らって入会しよう、コレ。

参考:WWEネットワーク加入ガイド(WWE Official)

SHINSUKE GOES TO N.Y


↑↑は本日売りの東スポ一面
遂に出ちゃったか、という感じの報道。他のことはともかくとして、こと
プロレスに関してはどこよりも早く正確な情報をもたらす東スポだから、
コレはもう決定事項として捉えるべき。

そしてWWEのWebサイトにも写真入りで大きくニュースが。
・・・もう確定。King of Strongstyleこと中邑真輔は、WWEに移籍する。

心中かなり複雑だが、こうなったら中邑を強力に応援したい。
おそらくNXTからのスタートになると思うが、出来るだけ早めに本体に
上がり、日本人二人目WWE世界ヘビー級王者になって欲しい。
そうなるのなら、またアメリカに行ってもいいな・・・。

WRESTLE KINGDOM 10 in TOKYO DOME

新日本プロレス・WRESTLE KINGDOM 10 in TOKYO DOME
毎年初詣代わりのドーム行き、というのは定番だったのだが、今年は思う所
あって自宅にてネット観戦。NJPW Worldとテレ朝ch2の二元体勢にて。

▼NEVER無差別級選手権

×石井智宏 vs 柴田勝頼○
※石井が二度目の防衛に失敗、柴田が王座奪取


NEVERブランドは、「ゴツゴツしたプロレス」の代名詞になりつつある。
現状でこの闘いを体現するに相応しい二人のぶつかり合いは、呆れてしまう
程の意地の張り合いに終始。泥臭く、男臭い闘いを制したのは柴田。
こうなったらストロングBJ勢とかDDTの入江、全日本の諏訪魔あたりとの
防衛戦が組まれれば、NEVERはもっと盛り上がる気が。
正直、この試合の後ではセミ・メインがキツいかな、と思ったのだが・・・。

▼IWGPインターコンチネンタル選手権

○中邑真輔 vs A.J・スタイルズ×
※中邑が二度目の防衛に成功


日米の天才同士が初対決。まだこのカードが残っていた、という事実が、
今の新日本の層の厚さを物語っていた。
全篇に渡って光ったのはAJの上手さだったが、ソレを引き出した中邑の
非凡さを褒めるべき。昨年の飯伏戦も出色の内容だったが、今回はアレ
に勝るとも劣らない鮮烈な試合。試合後に拳をぶつけ合う二人が印象的。
AJは間もなく新日本との契約が終了する、との噂も。
その前に、この試合が観られて本当に良かった。

▼IWGPヘビー級選手権

○オカダ・カズチカ vs 棚橋弘至×
※オカダが二度目の防衛に成功


プロレスを見続けて40年以上が経過した僕が、試合終了まで結果が全く
読めなかった。心情的にはもちろん棚橋寄りの僕だが、なかなかドームで
結果の出せなかったオカダの迫力は認めざるを得ず。
そして、天龍引退の露払いを見事に務めたオカダは完全に一皮剥けていた。
お互いのフィニッシュを返し合う消耗戦を制したのは、現IWGP王者だった。
メインに相応しい熱戦。双方に拍手を贈りたい。

もしオカダが防衛した場合、もう一つ注目していた部分があった。
棚橋の「愛してま〜す!」が無いドームのエンディングが成立するのか?
ということ。今回は会場に居なかったから、本当のところは解らないのだ
が、オカダの「プロレス界に金の雨が降るぞ!」でも充分に成立していた
ように思う。

オカダをこの位置まで押し上げたのも、新日本をここまで復活させたのも、
全て棚橋。その棚橋が中心線から一歩引いてしまわないか、それが本当に
心配である。棚橋弘至に我々が受けた「恩」は、まだ返せていない。
来期、早々の巻き返しを期待する。

今年のドームおみくじは「大吉」でノープロブレム。
第一試合からメインまで、退屈する試合が一つも無い完成された興行。
今年も新日本は突っ走るだろうし、こちらはその勢いに相乗りさせて貰う
つもり。金の雨が降るといいなぁ、僕にも。