ストラングラー 死刑囚の逆転

#冤罪証明


ストラングラー 死刑囚の逆転 / 佐藤青南(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐藤青南・ストラングラーシリーズ第四弾
一応こちらがシリーズ最終作であり、これで物語は完結する。4冊、という
のはある意味で丁度良い分量決着の付け方は・・・。

前作のラスト、「幻覚が見える」という精神疾患の中、衝動的に性犯罪者を
殺してしまった刑事・簑島。自らの罪を認め、簑島たちとのコンタクトを絶
っていた死刑囚・明石も、簑島のピンチにチームメンバーとの面会を再開。
罪を犯したまま逃亡中の簑島の居場所を、またもや鋭く推理して魅せる。
一方、オリジナル・ストラングラーの正体を絞り込んだ捜査一課の二人の刑
は、犯人とおぼしき男を追い詰める。とかろが・・・という展開。

さすがに最終巻だけあり、簑島の逃亡劇にのみフォーカスした構成。正義感
の強い簑島が逃亡した理由やその居所を推理する明石の名探偵ぶりは鮮やか
な上に理がかなっており、思わず唸ってしまったほど。

そして、ストラングラー事件の真相についても目からウロコ。どんでん返し
と言うよりも、「何故ソレに気付かなかった?」という悔しさを覚えるトリ
ックで、納得せざるを得ない。ミステリーとしての完成度は高く、シリーズ
としても読み応え満点のすばらしい内容だった。

このシリーズ、オススメ。
ちょっと歯ごたえのある本格ミステリーが好きな人、サクッと4冊読めてし
まうと思うので是非!

ハンダゴテ作業スタンド

#老眼対策


↓↓一つ前に書いたシリコンマットと一緒に注文したブツ

溶接機ステーションスタンド
・・・相変わらず翻訳が凄いなぁ、アリエク(^^;)。
要するに、半田付け作業をする時の作業台なのだが、虫眼鏡で細かいところ
を確認しながら作業できるのがポイント。

まぁ、実際に使ってみると、細かな部分が拡大されても、ハンダゴテを持つ
手が震えちゃったりするので役に立つかと言われると疑問(^^;)。ただ、半田
作業だけでなく、ちょっとモノを拡大して見たい時にやたら便利(^^;)。

問題はケースが無いこと。
コレ、陽の当たるところに放置しておくと、火事が起こりかねない。取り敢
えず虫眼鏡部分を隠せばいいので、↓↓こんなカバーを簡易自作。

黒い不織布マスクをテープで貼って出来上がり。
これで棚とかに置いていても安全、ということで。1,000円ちょっとで買え
るので、持っていて損無し。ただし、組み立てはちょっと面倒だぞ!

シリコンマット

#作業用風呂敷

既にブツ撮りバックグラウンドに登場しているので今さらなのだが、最近
アリエク100円ショップで購入したちょっと便利なアイテムが↓↓コレ。

作業用シリコンマット
アリエクのヘンな翻訳では「修理パッドシリコーン防水マザーボード電子機
器修理ボード多成分配置断熱パッド」とやたら長い(^^;)のだが、要するに
分解・修理作業時に敷いておくマット。

サイズはほぼA4、厚さは1mm程度。使わない時は二つ折りに出来る。
この手の作業時、これまではカッターマットを使用していたのだけど、コレ
にしたおかげで細かいネジ等が飛んで無くなってしまう、という“あるある”
激減。それだけでかなり価値がある。

ちなみにコレ、Amazonとかでも買えるのだが、安いモノでも800円くらい。
アリエクだと300円台からあるので、何か部品を買うついでに購入しちゃう
のがいいかもしれない。もう2〜3枚欲しいな、コレ。

初代テトリス

#懐ゲー


こないだ実家に戻った折、近隣のリサイクルショップ『古本市場』に寄った。
ブックオフハードオフには良く足を運ぶのだが、古本市場は初めて。お目
当てはもちろんレトロゲーム

このお店、ハードオフほどでは無いが、中古レトロゲームがそこそこの在庫。
ゲームボーイを中心に数本選んで購入してきたのだが、ジャンクコーナー
↓↓コレを見つけ、迷わず購入。

ゲームボーイ版初代テトリス。ジャンク扱いで180円
ジャンクの理由だが、おそらく読み込み不良。手持ちのゲームボーイカラー
に刺してみたところ、認識されず。しかし、こないだ手に入れたドライバー
で分解し、接点部分を清掃したところ、見事に読み込ませることに成功!

あとはラベルが剥がれかかっていたので、この部分は自作した。
ラベル画像を探すのにちょっと苦労したけど(^^;)。

初代ゲームボーイはリアルに始終持ち歩いた唯一の携帯ゲーム機
ローンチでは無かったと思うが、初期テトリスがリリースされていなけれ
ば、アレを持ち歩くことは無かったに違いない。初代GB、今はもうどこに
行ったのか全く見当が付かないが、ソフトは無事に買い戻し成功。テトリス
があれば、もうゲームボーイの他のソフトはやらなくなるかも(^^;)。

ストラングラー 死刑囚の悔恨

#冤罪証明


ストラングラー 死刑囚の悔恨 / 佐藤青南(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐藤青南・ストラングラーシリーズ第三弾
取り敢えずセール中に購入したのはこの第三弾まで。どうやら次巻でクライ
マックスを迎える模様。思った通り、今作で大きな展開が・・・。

前作で死刑囚・明石秘密・・・死刑判決を受けた件は冤罪っぽいが、それと
は別件で殺人を犯していた・・・を知ってしまった刑事・簑島。簑島は明石と
距離を置き、明石も自分のを意識、後悔の念を抱き始める。そんな折、
ストラングラーの仕業と思われるデリヘル嬢殺人事件が。簑島は捜査線上
に浮かんだ男のアリバイを確認、この事件では“シロ”とされた容疑者だが、
コイツがとんでもない男で・・・という感じでストーリーは展開する。

完全に心が壊れた刑事・簑島が、元同僚の幻影に惑わされ、遂に大きな罪
を犯してしまう第三巻。シリーズは全四作とのことだが、一冊ごとにしっ
かり『起・承・転・結』を盛り込んで来るところがニクい。シリーズ最終
作で罪を犯した簑島はどう動くのか、そして明石擁護チームと全てを知っ
てしまった捜査一課の2名がどう対応するのか、非常に気になる。
・・・まぁ買いました最終巻(^^;)。

ただ・・・。
大きなストーリーの流れ満点だが、この巻で起こる事件に関してはもう
薄ら寒いを通り越して気持ちが悪くなるくらい劣悪。あまりのグロさで一
瞬読むのを中断してしまった程。耐性の無い人には厳しいかもしれない。

取り敢えずここまで来てしまえば後はクライマックスまで付き合う他無い。
そして1人、どう考えても怪しい人物が居るのだが・・・。
あんまり酷い事件が起こらないといいなぁ、マジで(^^;)。