昨日大阪で行われた「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強
決定トーナメント~」をAbemaTVにてタイムシフト視聴。全試合を観たワケ
ではなく、気になっていた後ろ3試合を。ここで書くべきはやっぱり・・・。
K-1スーパーフェザー級タイトルマッチとして行われた武尊vs皇治。
ビッグマウスの皇治が地元大阪で“最強王者”の武尊に挑んだ一戦。試合前の
舌戦は皇治が主導権を握り、前評判を盛り上げた。
しかし試合はやはり武尊の独壇場。試合途中からは微笑みさえ浮かべながら
皇治を蹂躙。地元で負けられない皇治だが、正直技術のレベルが違いすぎる。
しかし、何度かダウンを喫しながらもKOを拒否し、判定まで持ち込んだ根性
だけは立派。
判定はもちろん3-0で武尊。しかし、皇治の根性が際だった試合だったこと
は否めない。アウェイとは言え、ここは武尊が倒しきるべきだった。何故な
らば・・・。
試合後のインタビュー、武尊は明言こそしないモノの、あの禁断のカードの
実現を口にした。であるのなら、やっぱり皇治に判定まで持って行かれたと
いう事実は痛い。ここでKO勝ちしていれば、発言にもっと説得力が生まれて
いたハズ。
おそらく、武尊は今緩やかにピークを下降している最中だと思う。
あのカード・・・つまり、那須川天心との一戦を行うのであれば、ここ1年が
勝てる最後のチャンスになると思う。この機を逃し後にスライドするような
ことになったら、新生K-1をここまで引っ張ってきた功労者のキャリアに傷
がついてしまう。
僕の予想では、今試合が行われればK-1ルールで武尊、ヒジありのルールで
天心に分がある気がする。この試合がドリームマッチとして成立するのはお
そらく来年限り。天心がK-1に乗り込むのがいちばん良いと思うんだけど・・・。