権利証、移動!

#東京ドームへの道


新日本プロレス・POWER STRUGGLE 大阪エディオンアリーナ大会
ドーム前のビッグマッチで、普段は中継ぎ感の強い大会になるのだけど、
今日は新日本の歴史上初の事態が起こった。

東京ドームのメインでIWGP王座に臨める挑戦権利証が、なんと移動
G1覇者に与えられる特典だが、コレが実際に移動したことはこれまでに
一度たりとも無い。そもそもコレに防衛戦があるのもおかしな話だが・・・。

問題は、挑戦者のジェイ飯伏を破った技が、↑↑のようなあからさまな
反則であったこと。レフェリーのブラインドをついたにしても、あまりに
レベルが低い・・・というか、説得力に欠ける(^^;)反則。
昭和の時代でも判定が覆るパターンだったんだけどなぁ・・・。

このまますんなりジェイがドームに進むのか、それともまた一悶着あるの
か、今後の展開に注目。どうなんだろね、コレは。

BOSJ27 & SJC2020

#ジュニアの祭典


本日後楽園ホールで行われた新日本プロレスの大会にて、6月に中止となっ
たハズの【BEST OF THE SUPER Jr.27】の参加選手発表。G1と同じくらい
の歴史があり、僕にとっては最重要なリーグ戦。会場で上映されたビデオが
公開されていたので、まずは確認!

参加選手は10人総当たり方式
メキシコ勢の参加も無く、スケールダウンした感じは否めないが、それでも
開催してくれるだけで嬉しい、というのが本音。そして驚いたのが、同時期
にアメリカで【SUPER J-CUP 2020】が開催される、というニュース!

元WWEのリオ・ラッシュの参加にまず驚いたのだが、長らく交流の途絶え
ていたImpact WrestlingGCWの選手まで参加。もういっそのこと、AEW
にも声かけちゃえば良かったのに、とか思った。

・・・攻めるなぁ、新日本。
願わくば、両大会の決勝までにもう少し多くの観客が居て大丈夫な世の中
なっていて欲しいところ。とにかくBOSJとSJC、開催決定おめでとう!!

A Inter 11.4

#神の言葉


シーズン4で最終回かと思われたAmazonプライム「有田と週刊プロレスと」
どうやら有プロの愛称で愛された番組は本当にファイナルだった模様。もう
すぐDVDボックスも発売になるらしいし・・・。ところが!

・・・11月4日、新番組始動!
番組名は『有田プロレスインターナショナル』、愛称は『Aインター』
プロレスファンなら何のオマージュかすぐに解る小粋なタイトル。ただ、
短命に終わらないかだけが心配なのだけど(^^;)。

有プロとどう違うのか、今のところ明確な情報は全く無いのだが、何なら
いきなり封筒に入っている週プロが登場して来ても一向に構わない(^^;)。
とにかく、プロレスファンの鏡である有田哲平が、戻って来てくれるとい
う事実を素直に喜びたいところ。

希望があるとすれば、倉持明日香に引き続きアシスタントをやって欲しい
のと、劇団ひとりを呼ばない(^^;)こと。それさえ叶えば後は何をやっても
いいので。

安田顕、ゲストに来ないかなぁ・・・。

証言 UWF×プライド

#UWF #NJPW #PRIDE


▼証言 UWF×プライド / V.A

好評を博している宝島「証言」シリーズ
今回は黎明期の総合格闘技に出場したプロレスラーと、その関係者たちへの
インタビューで構成されている。

登場するのは高田延彦・田村潔司・アントニオ猪木・榊原信行・中邑真輔・
藤田和之・佐藤大輔・川崎浩市・島田裕二。UWF関係者は高田田村だけな
のにタイトルにUWFが付く。販売に影響があるのかなぁ、UWFの冠が無いと。

物心ついた頃からずっとプロレスファンだった僕は、今でも「プロレスこそ
最強の格闘技である」という思いが消えない。時代は変わり、今プロレスと
格闘技を一緒に語る人はほぼ居ないと思うが、田村・中邑・藤田の3名はそ
ういうプロレスファンの最後の熱い思いにある程度応えてくれた名選手たち。
彼らが語る「総合格闘技」という未知の領域へ踏み込んだ思い出は、非常に
重く、そして興味深い内容であった。

もう一つ懐かしかったのは、PRIDEで審判部長まで務めた元バトラーツのレ
フェリー、島田裕二氏の記事(ターザン山本との対談)があったこと。
僕は島田レフェリーこそPRIDE躍進の立役者だと思っていたのだが、アレ以
降の消息を全く聞かず、かなり気になっていた。今は別分野で成功している
ようで何より。

証言シリーズもこのテーマを出してしまったら、少なくともUWFに関する
書籍は終了だろうなぁ、と。編集部にはUWF以外に僕らを惹き付けるテーマ
を模索して欲しい。このシリーズ、非常に良いと思うので。

2020・G1-30 at 両国国技館 vol.3(19/19)

#G1 #両国国技館(3)


『G1 CLIMAX 30』両国3連戦最終日、優勝決定戦
Aブロック覇者・飯伏幸太vsBブロック覇者・SANADAの一戦となった。

新日本の近未来を測るには最適のカード。おそらくこの先2〜3年の新日本は、
飯伏・内藤と同年代からそれ以下の選手たちで展開するハズ。外国人選手を
別にすれば、実質新日本の四天王はオカダ・内藤・飯伏・SANADAの4人。
その中でも勢いに乗る2人の闘いである。

両名とも今風の選手なのにも関わらず、序盤はグラウンドを中心としたオーソ
ドックスな展開に。こういうのをおざなりにしないから、僕らのようなオール
ドファンにも2人は認められる。実際、見応えの深い攻防であった。

特に新日本移籍以来の大チャンスとなったSANADAは見事に持ち味を発揮する。
独創性に溢れる技を幾つも繰り出し、あわや!という場面を幾つも創った。
が・・・。

35分を超える消耗戦に終止符を打ったのは、人でなしドライバーからカミゴエ
2連発で決めた飯伏。このG1での飯伏のコンディションはすばらしく、粘る
SANADAを見事に振り切って見せた。

飯伏はG1史上3人目となる連覇を達成。
今日開催が発表された新年の東京ドーム大会は、よほどの事が無い限り王者の
内藤に飯伏が挑む試合となりそう。そして、来年はきっとIWGPを腰に巻く飯伏
の姿が観られる、と思う。

・・・なによりも、G1 CLIMAXという長期に渡る大会を、このご時世なのにも関わ
らず、一人の欠場者も出ることなく完遂してくれた新日本プロレスと、選手たち
に本当に感謝する。結局、プロレスが僕を救ってくれるんだなぁ、と改めて。

もう一つ。
ウィル・オスプレイ&グレート・O・カーン『THE EMPIRE』、もしかしたら
かなり早い段階で新日本を席捲してしまう可能性大。が凄ぇよ・・・。


[G1 CLIMAX 30 全星取表]