New Japan Cup 2020・7th Day(BEST8)

#NJC2020


NJC2020・7日目。昨夜は故あって(^^;)帰宅が遅くなってしまっため、
NJPW WORLDにてアーカイブを確認。準々決勝まで来てしまうと、さす
がに展開が読めてくる・・・と思ったのだけど。

本日のカード
高橋ヒロムvs石井智宏EVILvsYOSHI-HASHIオカダ・カズチカvs石森
太二SANADAvsタイチ。左側が勝者。今日注目すべき試合は、なんと
第一試合で行われたこの試合しかなかった

IWGPジュニアヘビー級王者高橋ヒロムが、ヘビー級の石井智宏に挑ん
だ一戦。リング上で並び立った両者を見ると、ヒロムの方が若干背が高い
ことが解る。コレがちょっと意外な感じがした。

パワーファイターの代名詞のような石井を向こうに回し、ヒロムが選択し
たのはなんと真っ向勝負。スピードでかき回すことも出来たハズなのだが、
何か期するモノがあったのか、と。

そして、なんと試合を始終リードしたのはヒロム。今回のNJC、ヒロムの
一回戦・二回戦はほぼスカッシュマッチで、キッチリした内容の残せない
系の試合だった。対する石井はデスペラード・真壁とのゴツゴツした闘い
を制して上がってきたのに、今日大きく見えたのはヒロムの方。

終盤には信じられない力強さを魅せ、強烈な変形フェイスバスタータイ
ムボム2を投下。結果、あの石井から完璧な3カウントを奪ったヒロムが、
準決勝進出一番乗りを果たしてしまった。

・・・当てちゃったなぁ、準々決勝(^^;)。
もし準決勝でヒロムがオカダに勝つようなことがあれば、今年のNJCは
過去イチで大爆発すると思う。取り敢えず明日、BSテレ朝・金曜午後8時
生中継に大注目!

New Japan Cup 2020・6th Day(BEST16)

#NJC2020


NJC2020・6日目二回戦最終日NJPW WORLDにて。
今日から3日間連続配信なのだが、何故に準々決勝に対して差が付くよう
に日程を組んだのか、ちょっと解せないところもあるのだが・・・。

本日のカード
YOSHI-HASHIvsBUSHISANADAvsSHOタイチvs飯伏幸太、メインは
EVILvs後藤洋央紀。左側が勝者。ラインナップを観る限り、正直今日は
カードが薄い感。しかし、注目は2試合あった。

まずは第二試合L.I.JSANADAに挑んだのは、鷹木を破って勢いづく
ジュニアのSHO。さすがにSANADAが一方的に勝つ、と予想していたの
だけど・・・。

鷹木戦同様、一回り大きいSANADAに正面から挑むSHO。その闘いぶり
は完全にジュニアを超えており、今すぐにでも石井を中心としたゴツゴ
ツ系の輪の中に入っていけそう。もしかしたら、3年後のエースSHO
なるかもしれない、とか思った。

もう一つ、セミに行われたタイチvs飯伏は、タイチの充実ぶりが如実な
試合に。アイアンフィンガーの使用こそあったものの、最初から最後ま
で完全にタイチが試合を支配した感。

タイチはこれでIWGPタッグ王者をシングルで連覇したことになる。
この事実は非常に重要。仮に決勝へ進めなかったとしても、大阪での
ビッグマッチに主役としての出番がある。なんなら優勝してくれても
いいのだが、準優勝で止まりそうな気配も(^^;)。

ということで、ベスト8以降の予想・・・というか願望

○高橋ヒロムvs石井智宏× 、○オカダ・カズチカvs石森太二× 、
○SANADAvsタイチ× 、 ○EVILvsYOSHI-HASHI (準々決勝)
○高橋ヒロムvsオカダ・カズチカ× 、 ○EVILvsSANADA×(準決勝)
○高橋ヒロムvsEVIL×(決勝)

・・・実際はオカダの優勝かも。とにかく注目!

リングの記憶 第三世代

#Blank Generation


▼リングの記憶 第三世代 / 天山広吉・小島聡・永田裕志・中西学(Kindle版)

新日本プロレス「第三世代」と呼ばれる4人共著。各人へのインタビ
ューで構成されており、おそらく中西学引退を機に発売された作品。彼
らとは完璧に同年代なのだけど、残念ながら思い入れは皆無(^^;)。
Unlimitedでなければ読むことも無かった気がするのだが・・・。

そういう状態で読み始めたので、内容に全く期待などしていなかったのだ
が、驚いたことにコレがなかなか面白い。特にこれまであまり語られるこ
との無かった天山&小島、略してテンコジの章が秀逸で、それぞれの性格
が如実に表れる内容。一度新日本を離れた小島の微妙な嫌われぶり(^^;)
すら微笑ましい。

これに対し、あまりインパクトが無かったのが永田のインタビュー(^^;)。
どこかで読んだような焼き直し感満載のコメントに終始するのだが、それ
もある意味で永田らしいのかもしれない。

中西のインタビューは・・・。
基本的に笑えるのだが、頸椎損傷からカムバック、引退までの流れの部分
は読んでいて切なくなった。特にキャリア終盤、思うように動かぬ身体で
納得のいかない闘いを繰り広げざるを得なかった中西の心境を思うと、思
わず涙が。もっと評価されても良いレスラーだったかも・・・。

コレ、もしかしたら紙の本で買い直す可能性あり。
今後、各人が引退した場合、それぞれに著書を出しそうな気はするが、こ
の4人での共著はおそらく最後。保存版にするべき内容、と評価します。

とはいえ、残りの3人には出来るだけ長く現役を続けて欲しいなぁ・・・。

New Japan Cup 2020・5th Day(BEST16)

#NJC2020


NJC20205日目、本日も無観客の後楽園ホールにて。
今日から二回戦が始まるのだが、昨日準々決勝とか書いちゃったのでちょ
っと恥ずかしい感じ(^^;)。ベスト16二回戦です。

本日のカード。
石森太二vs金丸義信石井智宏vs真壁刀義高橋ヒロムvs矢野通、メイン
オカダ・カズチカvs永田裕志左側が勝者棚橋がトーナメントから消
えた今、やっぱり今日はメインに注目せざるを得ず。

オカダ・カズチカvs永田裕志。二人のシングルはどうやら二回目らしい。
言われてみれば、な感じなのだが、二人とも一応同じ時間軸に居たハズ。
永田の求心力が薄れたのが早いのか、オカダの存在感が凄いのか、原因は
定かでは無いのだけど。

NJPW WORLDでの実況は青義軍所属野上アナウンサー。永田への
リスペクトに溢れた実況は、彼の真骨頂と言ってもよい。無観客で
その声が聞こえたのか、いつも以上に張り切る永田だったのだが・・・。

終始余裕の表情で、永田の厳しい攻めを受けきったオカダ。一回戦で行わ
れた外道との試合に引き続き、変形コブラクラッチで永田をタップさせて
勝利。このトーナメントでオカダはまだレインメーカーを出していない。
大物感が漂って来たなぁ、この男。

そして、コミカルマッチになってしまったが、高橋ヒロム矢野通勝利
次の石井戦が初戦みたいなモノだが、超えられない相手ではないような・・・。
楽しみだなぁ、ヒロム。

New Japan Cup 2020・4th Day

#NJC2020


NJC2020・4日目。今日も無観客後楽園ホール
今年のNJCは実に興味深いカードが多々組まれたのだけど、一回戦最後の
日の今日は、残念ながらピンと来ない試合ばかり。人の誕生日に、よりに
よってこのカード編成はどうかと思う(^^;)。

本日のカード
BUSHIvsYOHYOSHI-HASHIvs天山広吉後藤洋央紀vs高橋裕二郎、そし
てメインはEVILvs小島聡左側が勝者。全ての試合が予想通りで、番狂わ
せ的なモノは一切無かった。強いて挙げるのなら、第一試合

ジュニア同士の闘いとなった、BUSHIvsYOH
昨日、パートナーのSHO鷹木信悟から金星を挙げているだけに、YOHも
続きたいところだが、そうはさせてくれないのがL.I.JのBUSHI。

試合巧者ぶりを如何なく発揮したBUSHIは、終始必死に試合の主導権を渡
さない。YOHにとって悔しいのは、負けたことよりも試合をコントロール
出来なかったことだと思う。

・・・BUSHIのフィニッシュ・MXが、もっと完璧に決まっていれば、文句の
無いベストバウトだったんだけどなぁ・・・。そこがちょっと勿体なかった。

取り敢えず一回戦・全16試合が終了。
明日から準々決勝BEST16、やっぱり注目はヒロムSHOジュニア勢が優勝しち
ゃうNJC、観てみたいなぁ、マジで。