スティーブン・スピルバーグ「レディ・プレイヤー1」をイクスピアリにて。
スピルバーグ作品にしては珍しく、事前に主だったアナウンスも無く、やや
唐突に公開された感があるのだが、理由はすぐに解った(^^;)。
この映画、キャストに殆ど金がかかっていない(^^;)。
つまり、アイデア一発モノの作品であり、代わりにCGやら権利やらにやたら
予算を割いている感。おそらく、スピルバーグの自己満足に近い世界なのだ
と思う。
しかし、この自己満足がやたらと面白かった!
近未来に大進歩した「VR」の世界で起こる事件が描かれているのだが、この
VRがあまりにリアルな上、迫力も満点。2時間を大きく上回る上映時間中、
ずっと自分もゲームに参加している気分になるから凄い。
そして、この作品のいちばんの魅力は続々登場する小ネタ。
↓↓のトレーラーで発表されちゃってるからネタバレを気にせず書いちゃう
と、クライマックス近くのハイライトは“ガンダム vs メカゴジラ”(^^;)。
世界に誇るメイド・イン・ジャパンの二大コンテンツを、あのスピルバーグ
がメインに使った、という事実が痛快。
・・・この作品もまた、日本での興収はそれ程でも無いらしい(^^;)。
しかし、後々語られる映画になりそうな気配プンプン。スピルバーグが本気
で作ったB級、今のうちに観とくべし!