60年代前半、というのは、実はアイドルシーンがいちばん熱かった頃。
ピンクレディが社会現象となり、キャンディーズが絶頂のうちに解散。山口百恵
が神懸かった人気を誇り、桜田淳子はまだアチラ側(^^;)の人では無かった。
そんな中で女性ファンから絶大に支持されていたのが野口五郎・郷ひろみ、そし
て西城秀樹の新御三家。特に西城秀樹の際だった歌唱力とパフォーマンスは常に
注目を集め、今でも誰もが口ずさむ曲を幾つも残してくれた。
当時僕がいちばんハマった曲が↑↑の「炎」。
今になって考えてみると、当時から秀樹をアイドルとは捉えていなかったかも。
後にBOφWYをヘビーに聴くようになったのは、多分に秀樹の影響が大きい。
西城秀樹を最後に観たのは、サザンオールスターズの横浜屋外ライブにゲスト
出演した時。あの桑田佳祐に負けないオーラをまとい、ヤングマンを歌いきっ
た秀樹の姿に唸ったことを、昨日のことのように思い出す。
・・・おそらく眠れない夜と雨の日に、僕は西城秀樹を思い出す。
音楽を楽しむ、という初動を与えてくれた偉大なアーチストに、最高の感謝を。
また必ずどこかで。