半永久的に使えるノート

↑↑こういうノートを買ってみた。
A5サイズリングノート50ページ。一見何の変哲も無さそうなノート
なのだが、コレはいわゆる「スマートノート」だそうな。キャッチコピー
「半永久的に使えるノート」ということなのだが。

・・・いやまぁ、まずどのへんが“スマート”なのかと言うと、スマホアプリ
CamScannerで書いた内容をクラウドその他にPDFで保存出来る、とい
うあたり。最近では普通なことなので、この機能はそれほど凄いワケでは
無い(^^;)。

注目すべきは“半永久的”の部分。
このノート、なんとパイロットの人気文具・フリクションボール専用
が使用されている。インクの乗りが良いし、普通のノートよりもキレイに
消える。そして凄いのが「耐水性素材」ということ。フリクションの反対
で擦って消す他に、例えばウェットティッシュとかでサッと拭くとホワイ
トボードを消すような感じで一瞬で消せる。あと、試して無いけど、ドラ
イヤー熱風を当てても消えるらしい。

個人的に使用している文具は殆どがフリクション系。ということは、キレ
イに書ける、というだけでこのノートはアリ。いつもはiPad等の他に必ず
普通のノートも一緒に持ち歩いているのだが、次からはコレでOKかと。

惜しむらくは、普段愛用しているA6サイズのノートがラインナップに無い
こと。いや、一応あるにはあるのだが、6穴のルーズリーフタイプしか発見
出来なかった。まぁ、バカ売れすれば今後出てきそう。

こういうのって好きだな、やっぱり。文具には魔力があるな、やっぱり。

羽田大勝軒・半熟煮玉子ラーメン

昨日、見送りで羽田空港第一ターミナルへ。
用事が全部済んだ段階で11時。昼飯、というにはちょっと早いのだが、
せっかく羽田まで来たんだから、ということで空港内のすぐ近くにあっ
たこのお店に寄ってみた。

羽田大勝軒・半熟煮玉子ラーメン
最近妙に大勝軒が続いてる気がする(^^;)のだが、これはもう偶然
こちらもいわゆる池袋本店系らしいので、そこそこ期待して食べてみた。
が・・・。

風味はこないだの渋谷と同じ系統なのだが、イマイチ味が薄いような気
がする。おそらく多用するであろう旅行客に合わせて多少味を調整して
いるんじゃないか?と思われる。これはまぁ、好き・嫌いの問題だと思
うのだが、やっぱり僕は濃いめの味付けが好みかも。

とはいえ、羽田空港内でこれだけしっかりしたラーメンが食べられる、
というのは非常に嬉しいかも。次回は看板のもりそばを食べてみるつも
り。空港でもスープ割りってアリなのかなぁ・・・。

参考:羽田大勝軒(RDB)

証言UWF 完全崩壊の真実

▼証言UWF 完全崩壊の真実 / V.A

宝島「証言UWF」シリーズ最新作。
前作のサブタイトルが「最終章」だったにも関わらず、続編が出ちゃうと
いうのがちょっとアレだが、まぁそこらへんは良いとして・・・。

今回の目玉は間違い無く高田延彦
旧UWF・新生UWF・UWFインターナショナル「UWF」を名乗る団体に
全て参加(他に山崎・中野・安生・宮戸)した、絶対的な主役の一人。
晩年のヒクソン戦2連敗でA級戦犯の扱いを受け、その後にPRIDEの運営に
首脳陣の一人として携わった所為か、「U」について語ることはこれまで
ほぼ無かったが、やっぱりUWFを考察する為には高田の言葉が絶対に必要。
高田は、冒頭から50ページ以上にわたってインタビューに答えている。

しかし、解らなかった部分が明確になったのか?と問われると、そこまで
の内容で無いのも事実。現役時代の高田の心情については、問題となった
「泣き虫」でほぼほぼが明らかになっており、その部分についてはあまり
興味が無い。知りたいのはPRIDE運営時代のRINGSとの確執とか、ハッス
ル時代の話とかが出てくれば、意表を突かれたのだが・・・。

そういうワケで、高田の部分はそれ程でも無かったのだが、第四章である
「UWFムーブメントに翻弄された男たち」で証言したエンセン井上・塩崎
啓二・大仁田厚3氏のインタビューはやたら面白かった。特に対極の立場
から冷静にUWFを分析してみせた大仁田、やはり只者では無い。まぁ、今
さら好きになることも無いとは思うけど(^^;)。

このシリーズ、おそらく今後も年に1冊くらいのペースで出るんだろうなぁ、
と思う。一作目程のインパクトこそ無いが、プロレス関係の読み物として
秀逸であるのは認める。
次回の目玉として、J社長が出てくると最高。あり得るのかなぁ・・・。

ドラマ「下町ロケット シーズン2」が最高な件

TBS日9「下町ロケット」シーズン2絶好調
池井戸潤の原作がこないだリリースされたばかりであり、文芸ファンから
ドラマファンからも大注目を浴びているのだから、それも当たり前。

シーズン2になっても相変わらずの「熱さ」
とにかく1オンエアにつき1回以上は必ずキャストと共にガッツポーズ
取ってしまうくらい入り込んでしまっている。僕の場合は原作を読み、流
れを全て知っているにも関わらずそういう状況になっちゃうのだから凄い。

そして、このドラマ版に関してはキャスト等の情報を事前に一切入れなか
ったのが幸いした模様。物語のキーパーソンに古舘伊知郎・イモトアヤコ
・福澤朗というちょっとビックリなキャスティングがなされており、毎回
驚かされる。来週の第三話ではなんと古坂大魔王(a.k.a.ピコ太郎)が出演
するらしい。

このドラマのおかげでもう本当に日曜が楽しみ
ネットで話題の裏切り者が明らかになるのは、もうちょい先だと思うけど。

To Be The Man

▼リック・フレアー自伝 トゥー・ビー・ザ・マン
/ リック・フレアー&キース・エリオット グリーンバーグ

ずいぶん前に購入したのだが、ずっと本棚に置きっぱなしになっていた本。
「狂乱の貴公子」にして、史上最も偉大なNWA世界ヘビー級チャンピオン
リック・フレアーの自伝である。

・・・いやぁ、面白かった
とにかくハチャメチャで破滅的な生活を送っていた旧NWA時代の話と、
不本意な世界に巻き込まれまくったWCW時代の話はあまりにリアル
リック・フレアーがリック・フレアーである理由が本当に良く解った。
が・・・。

・・・まぁこの本、プロレスファンにしか響かない、とは思う。
いわゆる海外ペーパーバック翻訳物であり、かなりいい加減な翻訳であ
ることは間違い無い。もっとも、これは翻訳者の責任ではなく、原作者の
文体そもそもいい加減だった可能性が高い(^^;)。まぁ、フレアーだから
ある意味でしょうがないのだけど。

例えば同じような翻訳モノの海外プロレスラーの自伝でも、ダイナマイト
・キッドの自伝のように一般の人にも刺さりそうな内容の本もある。そう
考えると、ちょっとだけ惜しかったかな、と。

この本、既に廃刊となっているらしく、中古価格はべらぼうに高い
だから、プロレス好きで無い人には全くオススメできませんので念のため。
個人的には「買っといて良かった!」と思ったけど(^^;)。