日本トンデモ児童書大全

▼日本トンデモ児童書大全 / 中柳豪文

ずいぶん前にレビューした「日本カセットテープ大全」「日本懐かしオ
ーディオ大全」と同じ、『ニホン ナツカシ タイゼン シリーズ』の一冊。
しかし、こちらの扱っている内容は本当に凄まじい

僕らの世代なら殆どの人が必ず読んでいた“児童向け書籍”を特集したモノ。
老人に限りなく近づいた今、こういのを読んだら懐かしい気分に浸れると
思ったのだが、逆に恐ろしいこと(^^;)に気付く。

・・・あの頃僕らが読んでいたコレらの本は、紛う事なき「トンデモ本」だっ
た、という事実。虚実入り乱れる、というよりも、今改めて考えれば殆ど
「虚」(^^;)。当時の編集者イマジネーション情熱っつーのは、本当
もの凄いモノだったんだなぁ、と改めて思った。

例えばお馴染み小学館からリリースされていた「なぜなに学習図鑑」シリ
ーズ。当時の扱いは、間違い無く“こども向け百科事典”であったハズで、
幼き頃から本好きだった僕に、ウチの両親はこのシリーズの殆どを買い与
えてくれた。もちろん全冊を角から角まで何度も熟読した僕に、オカルト
的なワケの解らない知識が蓄積していった(^^;)のは最早必然、としか言
いようが無い。

そして「なぜなに」だけでなく、ココに掲載されている「全て」の本に覚
えがある、という事実にはさらに衝撃を受けた。僕の中に確実に存在する
サブカル気質のルーツは、きっとこういう書籍を読みすぎた所為で生成さ
れたモノ(^^;)。そりゃあまともな仕事が出来るワケ無いよな、うん(^^;)。

・・・ただ、よく考えてみれば5〜6歳のこどもに「魔術妖術大図鑑」を進ん
で読ませた両親にも問題あるんじゃねぇか?とちょっと思った(^^;)。
どの道に進んで欲しかったのかなぁ、ウチの親(^^;)。

ともかく、昭和40年代生まれの人たちには強力にオススメ。しっかりチェ
ックしとかないと、イルカが攻めてくるぞ

めだか(2004)

こないだの「ビギナー」に続き、FOD懐かしいドラマを掘り起こす回。
やっぱりミムラの出演作品を探している僕が(^^;)。結構好きなんだね、
この女優が。

ということで、「めだか」2004年作品、これは火曜21時枠でオンエア。
衝撃のデビューから1年後でもプライム枠のドラマでカッチリ主役を張っ
ているミムラ、やはり非凡な女優

こちらも青春群像劇、舞台は定時制高校。ミムラはリストラされたOLで、
腰掛け的に始めた仕事が定時制の国語教師。自分より年上の生徒はもちろ
ん、小学校時代の同級生まで居て・・・という内容。

ミムラの他にも、若き日の瑛太黒木メイサ、山崎樹範、平岡祐太など、
後のドラマ界のキーパーソンとなる俳優陣が多数出演。小日向文世、浅野
ゆう子、泉谷しげるなど、ダメな演技をしてる人が誰も居ないのが凄い。

さすがに「ビギナー」ほど興味を惹く脚本では無いが、こと「青春」度合
に関してはこちらの方がやや上。忘れていた甘酸っぱい感覚をたくさん思
い出させていただきました!

FODにはこういう過去素材がたくさんあって楽しい。
2000年代前半のフジテレビドラマ、やっぱ凄いと思います、ええ。

スシロー・鯛だしあさり塩ラーメン

基本、現場の無い時はずっと引き籠もっている僕。それでも週一くらいで
外にランチに出たりするのだが、かなり高い確率で行くのが最も近所にあ
る飲食店・スシロー

スシロー南葛西店・鯛だしあさり塩ラーメン
ココに3種類あるラーメンのうち、おそらく一番人気のラーメンだと思う。
やや小さめの器だが、もうこれでもか!というくらいアサリが入っている
上に、ほんのり鯛の香りのするスープも非常に美味い。味噌汁・お吸い物
の代わりにオーダーして寿司のお供にするのがオススメ。

とにかく回転寿司屋カウンターというのは結構居心地が良い
好きなペースで食べられる上に、昼過ぎなら適当に長居しても許される。
そして人と会話をする必要も無い(^^;)から、非常に。下手なラーメン屋
に行くくらいなら、スシローで充分かも。

参考:スシロー南葛西店(official)

BIGINNER(2003)

FOD(フジテレビオンデマンド)のメニューをなんとなくザッピングしてい
たら、かなり懐かしいドラマを発見。思わず全部観てしまった。

「ビギナー」2003年月9枠で放映されたドラマで、今や実力派として
しっかり認知されている女優・ミムラ(現:美村里江)が、“演技素人”
対象としたオーディションを勝ち抜いてデビューした作品として知られて
いる。

司法修習生たちの群像劇
22歳から54歳まで、様々な年代のキャラが登場するが、雰囲気は完全に
青春モノ。というか、古き良き“学園ドラマ”の世界を現代化したような
構成で、フジの歴代ドラマの中でも屈指と言える良質な作品、だと思う。

とにかくミムラ存在感が抜きん出ている。リアルタイムで観ていた頃も
その演技力に舌を巻いた覚えがあるのだが、今改めて観ても「圧巻」と表現
するしか無いくらいの完成度。しかし、同時に脇を固めている出演陣もすば
らしい演技をしていた、と気付かされた。

・・・改めて、フジテレビの昔のドラマはいいなぁ、と。
トレンディ系など正直理解出来ない種類のドラマもあるけど、こういうグッ
と来る作品がチラホラあるのも事実。最近では佳作がせいぜいだけど、CX
も地力は絶対にあるハズ。この手のドラマをまた作って欲しいなぁ・・・。

だるまのめ・黒とんこつちゃあしゅう麺

昨日、帰りが深夜12時近くに及んだ。現場で相変わらず何も食べない僕、
いつもならさすがに空腹を覚えるのだが、昨夜はそれほどでも無い状態。
しかし何も食べないのもなんなので、という感じで寄ったのが↓↓ココ。

だるまのめ 西葛西店・黒とんこつちゃあしゅう麺
・・・う〜ん、どうだろう、コレ(^^;)。いや、決して不味くは無いんだけ
ど、どうも構成に無理がある感。博多ラーメン特有の細麺に対し、スー
がかなりコッテリしちゃってるので、なんとも言えない違和感が。
ちょっと前まではこんな味じゃなかった気がするんだけど・・・。

実はここ、同じ敷地に2件のラーメン屋が並ぶ特殊な立地。お隣の家系
壱角家にはよく寄るのだが、こっちはちょっと久しぶりだった。どう
迷走しているようで、ここ2年で店名メニューがチョコチョコ変更
されているのがちょっと心配。固定客付き辛いと思うなぁ、ココ。

参考:だるま酒場 西葛西店(RDB)
※↑↑こういう店名だった時期もあるらしい(^^;)。